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ルーズではない “Ex Loose Dress Shirt” 第2弾

 

先週はすみません。今週こそ金曜にバルク分が届くお約束なので、土曜に発売です。反響がすごかった昨年8月末のエリザベス処女作に続き、今回はその春夏版。詳しくは前回の手記見てください。これからの気温、湿度を考慮して生地を変えました。引き続きスコットランドのDJA、ドレス用のシャツ生地として世界最高峰に位置する超極細の200双ブロード甘織り。前作は大凡140双の海島綿を密度強めに打ち込んだぱつっと感が特徴でした。今回のベクトルは真逆で、200双でもっと糸が細く、織り密度はずっと甘く軽い。薄手で腰が抜けていて、肌に触れた時にヒヤッと感のあるすべすべのタッチが特徴です。価格は松村さんの男気で据え置いてますが、生地値は前回のより高いみたいです。そりゃそうですよね、DAVIDの極細糸ですので。色はBlueとWhiteの2色を作りました。

 

 

 

 

 

Blueは前回の薄サックスと比べて青いです。少し赤みよりの青ですね。ベタではなくて、経1色、緯2色の刷毛目なので少しカジュアル感出て着やすいと思います。前作好評だったWhiteは、200双の同クオリティですが、刷毛目ではないベタ白。素材の良さを存分に味わえる、白シャツの究極とも言えます。この生地、本当に良いですよ。シルクのように軽く柔らかくて落ち感あり、洗いざらした時に適度にくだけます。ここまで滑りが良いと、(日本人には抵抗ありますが)欧米人のドレスシャツのこなしのように、素肌に着ることが一番贅沢です。至福の着心地にとろけます。素肌でなくても丸首よりかは、Vネックとか、タンクとか“素肌感”でこなすのが似合います。

 

 

 

 

 

 

そしてシャンブレーも春用に作り変えました。経糸は前回と同一のフェイドさせたインディゴ、緯糸も同一のスーピマの原着色ですが甘撚りにして、織りも甘くなっています。独特なベージュがかった表情は継続しながら、薄手にリニューアルです。今回、素材は全てリニューアルしましたが、パターンは前回と同一です。商品名のLoose Dress Shirtに引っ張られないように。昨今のルーズではありません。一般的に体に沿わせたドレスシャツよりはずっとルーズにカジュアルに着れるけど、決してビッグサイズではない。インしてもアウトしてもバランス良く、あとは襟にはかなりこだわってパターン作っているので、第一ボタン締め、外し、第二ボタン外し、どれをとってもバランス詰めた着る人に委ねた大人の着崩しシャツです。サイズは2と3。各所サイズは2で肩幅45、身幅56、着丈82、袖丈63。3で肩幅46、身幅58、着丈84.5、袖丈64です。ジャスト目に抵抗あり、少しでも大きめに着たい方は3でも良いと思います。自分で3です。また今回サンプルで撮影しており洗いもかけてますが、商品は未洗いのドレスシャツ畳みでの納品です。今週は12(土)、13(日)共に営業し、在庫は14(月)正午に商品帖に更新します。

 

 

 

 

 

手記 21.8.26 「“ELIZABETH” オトナシャツ」

手記 21.8.27「シャンブレーも作りました」

 

 

22.3.12- Sat

Ex ELIZABETH Loose Dress Shirt
200/2 Cotton – DAVID&JOHN ANDERSON (UK)
White / Blue
2 / 3
39.600 tax in ( 36.000 )

Ex Chambray Loose Dress Shirt
Cotton Chambray
Fade Indigo
2 / 3
33.000 tax in ( 30.000 )
MAATEE&SONS