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Ex ROBERTA

 

 

 

 

NICENESSとの共作“ROBERTA”を発売します。2022春夏最後の商品になりました。夏になり軽装になるとコーディネートが一気に簡素化されてつまらなくなりますよね。そんな気分を払拭する小物を考えていました。軽さ必須で、茶目っ気あるバッグを持ちたいんです。22SSのコレクションで、“TAYLOR”と名付けられたデニムがありまして、インド藍デニムにブロードアローモチーフのNNレザーパッチワークという天才。デニムがFADEする毎に、黒いNNレザーとのコントラストが出てくるわけですよね。そそります。これぞNICENESS。この生地に魅了されるも、履いてみたら悲しいことに自分には似合わない。瞬時にシフト方向しまして、鹿革ドロストバッグROGERへの置き換えを敢行。まさに考えていた“茶目っ気あるバッグ”そのもので、これなら夏が楽しくなるぞと。

 

 

 

 

デニムは生のままです。ドロストはレザーに切り替えていて、ハンドルは裏セルビッチの藍デニム、全体的なサイズはROGERより気持ちROBERTAの方が大きいです。横33、縦41。大きな違いは生地使いで、インド藍デニムの反対側はチャコールデニムにしてもらいました。これも今季のコレクションの別カラーとして出ていたもので13.8オンスの硫化です。このチャコール側にはNKレザーパッチ付き、NICENESS KAKINOHA。両面デニムとは言え印象が全然違うので、着こなしによってどっちを外に見せるかも選べます。使い始めて1ヶ月半くらいでしょうか。当初はデニムに糊が付いている状態なので、当たり前にドロストは絞りにくいです。それでも頻繁に使っていると少しづつ柔らかくなっていきます。先週テストも兼ねて初めて洗いました。デニムにパッチワークされている革はウォッシャブルレザーなので問題ないですが、ドロストのレザーも取り分け変化なく、返って革が柔らかくなって使い易くなりました。デニムは糊が取れてふっくらして、これも柔らかくなったので洗った後の方がかなり使いやすいです。デニム洗剤を少しだけ入れて手洗いで糊落としして、ネット入れて脱水、天日で仕上げました。硫化の方はインド藍よりFADEが遅いです。内側のスレキに移染もなく、僕の判断としては今後も全然洗っちゃいます。洗濯は自己判断で。下に新品の状態と、洗った後の私物の写真を載せます。明日は洗った後の私物を店頭に置いておくので、いらっしゃる方はご覧ください。

 

 

 

 

あと、洗濯してタテヨコ1cm弱縮みました。洗って横32、縦40。タンブラーはかなり縮むはずなのでやめた方が良いです。内側にひとつポケットもあるのでそこに貴重品入れます。絞り上げるのは難しくなりますが、普通にMacBook Airとかも入れて持ち歩いてますね。持ち方もアイデア次第で何パターンもありそうなので色々と試してもらいたいです。今週も土曜のみの営業で、明日6.18(土)に発売です。並びがある際はお一人づつのご対応となりお待たせするかもしれませんが、以前発売したBAYのような生地の個体差はありませんのでスムーズかと思います。Nのパッチワーク位置も全て一緒です。在庫分は武尊vs天心の決戦の日、6.19(日)の正午に商品帖に更新します。ドキドキしてます。その後の営業ですが、秋の新作なのか、レユッカスのトラローファーの一般発売かが入ってくるまではしばらくお休みします。2週間から1ヶ月くらい。入荷次第なので、まだちょっとわからないですが、7月の間には秋冬スタートします。店を閉じている期間の商品発送は、金曜を主に引き続き週1で行う予定です。宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

22.6.18- Sat

Ex ROBERTA ( Leather Patchwork Denim Drawstring Bag )
Cotton Denim / Cow Leather
Indigo×Charcoal
F
60.500 tax in ( 55.000 )
NICENESS