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マドラスカディのカウボーイにハサミ入れてみた

 

前回好評だったこちらの後継作的な立ち位置。今回は手織りカディ、アメリカンなインドマドラスのカウボーイシャツ。22SSにensou.が発表したインドの手織り生地のシャツが、このブランドぽくなく、それがまた新鮮で個人的にも頻繁に着ています。西川さんにざっくりとカディウエスタンのイメージと7月にリリースしたいと相談してから、後日に探してもらった中から生地を2色選んだ時もまだ着地は決まってなくて「西川さんに普通なものは求めていないので、ensou.らしくやっちゃってほしいです」「一回作ってみてから、雰囲気見てどうするか考えますね」と、そんな感じで進行しました。このシャツもデザイナー自らミシン踏んで作っていますが、完成後での思い切りの良いハサミ入れが今作の見所となりました。ザクザクとヨークに穴を開け、カフスを切断してからテレコにして縫い直すという妙技。任せて良かった。これは自分では思いつきませんね。「両方やると子供っぽくなると思うんで、ヨークもカフスも片側だけで」と。柄と柄が馴染む感じもあってパッと見は一見普通なんですけど、良く見ると全然普通じゃないんですよね。このくらいの匙加減が僕はすごく好み。きっと西川さんもその具合を知っていて、丁度良い攻め際を狙ってくれているんだと思います。

 

 

 

 

カフス裏や台襟の内側はチャーミングマン等と同じ仕様のensou.オリジナルの白いシルクリネンです。襟を潰して着たり袖捲りした時に、覗いてきます。未洗いでの納品でしたが、これは洗った方が断然雰囲気出ます。数枚だけ洗いましたのでご承知ください。サイズはMとL。Mで身幅59、着丈80、肩幅46.5、袖丈60.5、Lで身幅61、着丈82、肩幅48.5、袖丈62です。僕でLを着ています。ビッグサイズではないです。色はどっちも良いので迷うと思いますが、僕が思う印象としてはNavy Plaidの方は60sのプレップとかトラッドな香りがあって、White Plaidの方はもっと70s-80sとかのアメカジ寄りでカウボーイとの相性はすんなり、そんなイメージです。NICENESSのトロミあるカディとかと印象違って、もう少し手織り感あるざらっとした生地です。勿論合うんですが直球にデニムに合わせてかっこいいのはキムタクくらいなので、自分はドレトラですね。パンツは綺麗に、上はよれよれ。Vシルク、タンク、素肌で今時期から着れますし、先はVニットとか、カーディガン、肩がしっかり乗ったきれいなテーラードとかに合わせる感じも良さそうです。明日7.30(土)のみ店を開けます。在庫は日曜日の正午に商品帖に更新します。

 

 

 

 

 

22.7.30- Sat

Ex Madras Cowboy Shirt
Khadi Cotton ( India ) / Silk50 Linen50
Whte Plaid / Navy Plaid
M / L
46.200 tax in ( 42.000 )
ensou.