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K.SPOOKY 緑グラデ

 

これから薄着に移行し、スタイリングが味気なくなる。そしてとにかくテーラードを着たい今。胸元に何か欲しくなるわけでネックアクセサリーで良いものを探していました。「鍵はどこだ?」といつも玄関前でバッグとポケットの中をゴソゴソする。ストレートネック気味で首が持病。そんな僕に、展示会で出会ったSPOOKYはキラキラと光輝いて見えました。しかも、自宅と職場で2つずつ鍵を使用しているんですが、ちょうど4つまで鍵を付けれるという奇跡。もう手放せません。THEな“H”のキーネックレスも素晴らしいですが、首にかける用途だけだと調子悪い時の僕にはやっぱり辛くて、SPOOKYは斜め掛けできるのが最高なんですね。羽織りものの下から覗かせるのも良いんですが、ある時ジャストなテーラードの上から、あたかもショルダーバックを背負ってるかのように付けてみたところ、この感じがすごく気に入ってしまって。テーラードのかしこまった雰囲気を、見事に崩してくれます。

 

 

 

 

 

 

話は振り出しに戻りまして、展示会でこのSPOOKYのポテンシャルに感動し、自分が1番しっくりくるものを作りたいと懇願して出来上がったのが今作、K.SPOOKYです。完成度も高かったので、イジったのは配色と、スライド式の留め具のみ。まず、普段から色ものを身につける僕にとっては、配色感が強く出過ぎるよりグラデーションでまとめた方が、圧倒的に毎日付ける類いのアクセサリーとして機能するだろうと。ここ最近はベージュやカーキ、茶系の服をベースにすることが多いので、LimeとKhakiを組みあわせにして緑のグラデーションにしました。引き続き、茶靴も多いので牛革のコードはブラウン。すごく美しい色にまとまったと思っています。NICENESSの事務所に商談で行って、製品にする前のデッドストックのリングマークリザードを見せてもらいました。

 

 

 

 

 

そこで聞いたのが、1匹から出来るキーケースは1つのみだと言うこと。待て待て、キーケースが2つ付いたSPOOKYは2匹のリングマークリザードから、1つの商品しか出来ないんですよ。と言うことは、端材が出る。インラインはコードの牛革が留め具となりますが、K.SPOOKYではリザードのLIMEの端材を使うことにしました。そんな贅沢な使い方をしているこの商品ですが、元々このリザードがLimited扱いの限定数で、当然、今回のK.SPOOKYも十分な数は作れていません。この緑グラデが目に留まった方は、是非店舗へ早い時間にいらしてください。あと、これはNICENESSファンの方に言うまでもないのですが、ジップ式の方のキーケースには少々のコインと、少しの札、カードが2枚入ります。僕は(これも良く失くす)駐車券を入れる時くらいにしか使ってませんが、鍵が少ない方はミニミニ財布として使ってください。今週末の営業ですが、金曜に2歳半の長男のお遊戯?発表会がありまして、すみません、土曜日のみ開店させていただきます。在庫が残りましたら日曜、商品帖に更新します。

 

 

 

 

 

23.3.11- Sat

Ex K.SPOOKY
Ring Marked Lizard / Cow Leather
Lime × Khaki
F
71.500 tax in ( 65.000 )
NICENESS