2024.07.23
パリレッシュ
100年ほど前のツールバッグをベースにしたL.LESH。誰が見ても”THE USA”なこのバッグを、トリコロール仕上げのフランス顔に変えていく。これが今作のコンセプト。国を跨ぐ違和感のあるデザインが好きである。これを打ち合わせしたのは去年の晩夏であり、本当はゴールデンウィークには入荷予定だった。遅れに遅れてシーズンを跨ぎ、24AWの発表となったわけだが、今週金曜のパリオリンピックの開会式と発売日が被るという小さなサプライズが起こった。打ち合わせ時にオリンピックのことなんて知る由もない。これも何かの縁ということで、パリ五輪モデル( 非公認 ) “パリレッシュ”と勝手に命名させてもらうことにする。

どっちの方向からも赤と青が見えるようにした。ローカルテレビ局のようなNNK ( NICENESS×KAKINOHA )の刺繍は、LLビーンをそれとなく感じさせる。当然、縫製工場では出来ないので、刺繍屋にも回している。“N”を模した元々のデザインに、無理矢理にNNKを斜めに入れてもらい“K”に寄せる無茶を聞いてもらったが、この“K”は言わないときっと誰も気づかない。

調整が簡単なゴツいバックル、太めのストラップは沢山物を入れても重さを分散させる。サイズはW43 H32 D14。マチもしっかりあって、パソコンの持ち運びなども楽々だし、大きな内ポケットにはiPadもすんなり入ってしまう。外側にもひとつ小さなポケット。

写真の通り、赤の移染がちょこちょこ見られるのと、生地の節などもある。長い時間をかけてハードに加工していく中で避けられなかったらしい。古着屋で見るLLビーンとかでも良くあるが、これもこの商品の味わいとしてご理解いただきたい。
このバッグを展示会で初めて見た時、テーラードジャケットに斜めがけする絵が浮かんだ。シャトル織機で織り上げた6号、10号帆布をクッタクタになるまで加工をかけた超がつくほどカジュアルなバッグ。これをカジュアルなスタイリングに合わせては、何かもったいない。僕は年中スラックスが基本スタイルで、春や秋にはジャケットも積極的に着る。「今日ちょっと綺麗すぎるな」って言う日にこそ、このバッグが良い抜け感を出してくれる。デザインとしては少しウルさくしたが、決して合わせにくいことはない。パリレッシュの店頭発売は金曜、土曜。在庫が残る際は、日曜の正午に商品帖を更新します。また、今週金曜より数日間、柿本は母の古希兼ねて九州に帰っています。店頭は初めて、三浦くんが1人で立ってくれます。もし、混み合うことがあれば、入場制限を行う可能性があります。水分補給と、虫除けスプレーなど各自お願いできれば幸いです。

24.7.26 Fri – 7.27 Sat / 12:00- 17:00 @柿乃葉
24.7.28 Sun / 12:00- @柿乃葉商品帖
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Ex K.L.LESH
Cotton Canvas
Tricolor
F
79.200 tax in ( 72.000 )
NICENESS



