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kakinoha カシミヤタートル

 

 

 

 

 

昨年リリースしたオリジナルのSmooth Turtle Knit。柿乃葉の中ではベーシックな商品ということもあって初回から結構な数を用意していたが、大人買いしていただく方が多く、あっという間に完売してしまった。冬を越しても「かなり重宝している」『厚手のニット殆ど着てない』といった声を沢山いただき、レイヤーを多用するにあたって僕自身も冬に必要不可欠なニットだと再確認していた。1年越しの新色について構想を始めた頃、Nikki ESSENTIAL PIECESの浅川さんに連絡をした。前作も手を貸してもらったが、元同僚の彼女の仕事は誰よりも丁寧で緻密で信頼できる。ディテールや縫製をミリ単位で考え、その仕様こそが“静かな”デザインとなる。進行したと思いきや、悪い知らせが。まさか、、あの糸がもう使えないと。それなら、どこかのタイミングでやろうと思っていたラスボスを、もう使おうじゃないか。カシミヤにスイッチする。昨年のSuper140も高価な糸だったが、カシミヤとなるとさらに糸価が跳ね上がってしまう。とは言え、肌のより近くでベースレイヤー的な働きをするこの商品、着心地と保温性と幸福感を追求するならば、当然ながらこれが最良なのだ。国内や海外、いくつかのカシミヤを見比べた。この糸選定に最も時間をかけることになったが、結局、1番良い(高い)ものを選ぶことになった。最近家を建てている。「良いものは高い、高いものは良い」を改めて実感しているところだ。サプライヤー名は割愛するが、内モンゴル・アラシャン地方のカシミヤ山羊の原毛を用い、名だたるラグジュアリーブランドに提供するイタリア国内でも最高品質のカシミヤ。発色の良さ、袖を通した瞬間の心地良さ共に文句無しだが、さらに着込んだ後は極細の原毛がふわっと毛羽立ち、トロトロに育っていく。浅川さんが15年使っているという同素材のカシミヤストールも全くヘタレてないとのこと。

 

 

 

 


ディテール解説。今作は素材がスペシャルなので、よりミニマムな方向性にシフトしようとなった。まず、前作のショルダーラインの編み地変化をごっそり省く。通常、肩線の後ろ側に回り込む“肩べらし”をフロント側にも配し、さりげなくアクセントとした。さらに肩の先端部分にタックを入れ、ラインを引くことでラグランとセットインが同居したような見え方に。各リブの付け根の5本ガーター、袖先のアクセントの“Vスリット”も継承。決して派手さな無いが、ディテールを機能だけでなく、さり気なくデザインに転換している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピタッとしたドレスタートルとは一線を画すよう、1枚で着る際の抜け感を強く意識。肉感は去年と同等の薄すぎないハイゲージだが、カシミヤの糸の膨らみ感があるので、少し厚手に感じるかもしれない。シルエットバランスは引き続き身幅もアームもゆったりして、でも腰とカフはきゅっと締まり、袖はだるっと溜まるように長め設定。パターン含めて大きな変化は無いものの、着丈を少し長くしている。引き続き、リブの伸縮を強めにしているので、腰位置は好みで設定できる。タートルは首からの風の侵入を遮断しマフラー効果もあるし、肉厚なセーターでもないのに、このカシミヤは軽いし暖かいしで着ていて楽だと思います。とにかく夏が長い昨今、適したシーズンは10月後半から4月くらいでしょうか。1枚でスタートして、シャツを羽織って、その上にアウターを羽織ってと、気温を見ながら自分の好きなバランスで重ねていけば良い。ネックレイヤー、カフレイヤーを楽しみながら1年の半分は着れるはずです。2サイズ展開です。8で着丈67、身幅58、肩幅48、袖丈66。9で着丈69、身幅61、肩幅50、袖丈67です。kakinohaブランドはドレトラ含め、僕が着るサイズを8としています。腰位置を動かせる、この特徴的なパターンだと小柄な方も8で問題ないです。僕も8でも9でも違和感なく着れます。色は4色。去年も作ったイエロー、グレーのニュアンスを変えています。“Light Yellow”は差しを求めたライム系イエローから、馴染ませやすい薄イエローに。アースカラーにさらっと合わせてください。柿乃葉の鉄板カラーです。奥行きあり、カジュアルに着れる“Heather Gray”は皆さん好きですよね。カシミヤ&タートル&杢グレーの組み合わせは、毎年どうやっても着ることになる。永久1軍選手はこれです。“Green”は今1番気になる色。カーキや茶系だけでなく、チャコールとか黒に差しても良く、レイヤーでも威力絶大ですが、発色良いグリーンは1枚で着てもパツンっと洒落感が出ます。そして最後に“Light Blue”は、デニムに合わせたくて作った色。ネイビーにするとレイヤーに制限がかかってしまう。僕的に薄ブルーになると組み合わせが豊富になると考えていて、真冬でも首元と袖からちらっと見えるだけで、爽やかな印象になるはず。白髪の増えてきたおじ様の“Light Blue”はまた素敵です。今作は受注会を経てのお渡しとなります。10月中旬から11月中旬までの納品予定で、受注数によっては、上記期間の中で分納になる可能性があります。金土は店頭受注。4色をお試しいただけます。日曜正午から商品帖受注となります。

 

 

 

①店頭受注
8.8 Fri / 12:00 – 17:00
8.9 Sat / 12:00 – 17:00
アポイントではなく、ご来店はフリーです。お客様が重なる際、店内にて少しお待ちいただく可能性があります。8と9のサイズ感、4色を実際に見て、ご試着いただけます。お支払いは前金(4万円税別)、全額を選ぶことが可能です。各種クレジット、現金支払いが可能です。

 

 

②商品帖受注
8.10 Sun / 12:00 – 23:00
上記日程で商品帖受注を行います。受注順、及び生産体制により、分納になる可能性があります。こちらもお支払いは前金(4万円税別)、全額を選ぶことが可能です。各種クレジット、銀行振込をお選びいただけます。火曜には発注をかけますので、銀行振込を選ばれる際は8.12(火)正午までのお振込み厳守でお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

25.8.8 Fri – 8.9 Sat / 12:00- 17:00 @柿乃葉
25.8.10 Sun / 12:00- 23:00 @柿乃葉商品帖

Order Event
– Smooth Turtle Knit –
Cashmere ( Italy )
Light Yellow / Heather Gray / Green / Light Blue
8 / 9
79.200 tax in ( 72.000 )
Delivery Date / Mid October – Mid November 2025
kakinoha