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Tielocken Coat

もう既に所有してる方も多いでしょうし、今更僕がつらつらと語ることも無いほど認知された銘品。個人的に思うこのコートの1番の素晴らしさは襟から肩にかけての見え方。ネックに沿うように襟が立ち上がって自分みたいなスクエアな肩の人が着ても、欧米人のようになだらかな肩傾斜に見せてくれる。体からの距離感含め圧倒的なパターン力が生かされていると思います。今まで色々な素材でリリースされてきたタイロッケンですが、小森さんの考えるこのコートの立ち位置はよりタイムレスなものになってきました。色々トライしてここに落ち着いたのでしょう。打ち込みの良いコットンギャバ。ウールカシミアのライナー付き。

 

 

もちろんライニングの脱着で秋冬春とずっと着れるわけですが、これ単体でもいけるかも?と羽織ってみたら予想通り。古着屋ではミリタリーもののライナーってそれだけで商品になりますし。体を保温するだけのためのものなので服としては完成されていない感が、それだけでハズシになってくれたりもする。そんな本物のギアと比べるとかなりの上質感あり、また別物ですがバンドカラーやタートルのニットなどに羽織ると調子良さそうです。個人的にベストは季節の端境に重宝するので秋と春に良く着ます。こればっかりは好き嫌い別れると思いますが、ライニング付けて冬コートとして羽織るのは少し先なので、今時期にぜひ試してみてください。色はBEIGE。10.24発売、価格は税別118.000円です。サイズは1、2、3。週末終えて在庫があれば、月曜正午付近に商品帖にアップします。