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だらだらチェック

ensou.から21AWの1stデリバリーが到着しました。昨シーズン展開し、着用頻度かなり多めだったCharmingman Shirt。西川さんに集めてもらった大量の英国生地から、今一番着たいものを作りました。スーチング歴史の深いイギリスにはシャツ地としての選択肢が圧倒的に広く、まず日本にはない発色や柄が多い。ド派手なものも多くて今ならいけるかなと脳裏過りましたが、少しの攻めと守りで良い塩梅に落ち着いたと思います。最初に選んだものがまさかの在庫切れもあり、2度アトリエに伺いようやく決まりました。

 

 

 

 

イメージ通りに上がってきてます。何回か手記でも書いてますが、英国のトラッドベースをどう年相応に崩していくかが最近のテーマ。そんな気分を反映したチェックは、先入観でギンガムにも見えますが、細かなウィンドウペンの高密ポプリン。間違いのないサックスと、少し紫からピンクによったライラック。同一番手ですが、サックスの方が格子が少し細かいです。Charmingman Shirtは襟裏と剣ボロの白リネンシルクへの切り替え、サイドのカッティングなど遊び心満載なので、こんな坊ちゃん系チェックでもモダンです。イカ胸にUS NAVYライクなBIGポケット部分の柄合わせも完璧なので、遠目だとディテールが見えないくらい。これもデザイン、パターンからミシン踏みまでデザイナー本人によるものです。

 

 

 

 

ドレスパンツに履くのであれば、ノーアイロンでだらだらっとさらに崩すのが気分です。着るだけで新鮮なライラックはござっぱりしたネルシャツ的な感じ。自分のものを水洗いして、脱水せず手で絞ってから天日干ししてみました。ちょっとやり過ぎましたが、イメージはこういう着方です。サックスは目の蒼い欧米人は嫉妬するくらいハマりますが、色白の日本人にも相性良く、誰もが良い人に見えるマジックカラー。若々しさもあるので、大人こそ似合うし白髪になればこの色は尚似合ってきます。プレーン系のデニムを履く時はプレスして、少し腰履き気味のベルト見せで足し引きしたい。お盆の週ですが14土、15日共に柿乃葉開けてます。

 

 

 

 

21.8.14- Sat

Charmingman Shirt Exclusive
Cotton 100% ( British Fabric )
Parts _ Silk 50% / Linen 50%
Sax / Lilac
M / L
46.200 tax in ( 42.000 )
ensou. for kakinoha