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Check Lover

 

1月、2月と商品が届かず休みが続いてしまって、3月に入って揃い始めました。しわ寄せで、今週は盛り沢山です。今後もこういう週が出てくるやも。The Crooked Tailorのオーバーシャツは身幅広めで、そこからさらにAラインに広がっていく、ブランド特有の裾が踊るようなパターン。イタリア・ビエラは“Drago”のぷりっぷりのリネンを贅沢に使っていて、デザイナー自らの手で行う強めの縮絨感も特徴です。そのまま着るとジャストなGジャンみたいな感覚で着れて、スチーマーで伸ばすとたっぷりのシャツシルエットになる。そんな感覚でしょうか。この辺の着方はお好みで。自宅で洗って脱水した後に、雑巾のように絞ってシワをつけてから平干しすると、この縮絨に近い感じは出せるそう。僕の着用は50で、軽くスチームかけました。今時期なら、ヘンプとかコットンなど春ニットの上、秋冬もウールのタートルやカシミヤの上に着てしまっても良いですね。リネンはシェットやツイードともマッチしますし、自由にスタイリングしていきたいですね。ボトムスはドレトラです、僕なら。

 

 

 

 

ensou.の得意技、カバーオール。もうネーミングが素敵です。オールドファッションって、これ90年代ですよねきっと。BOON、裏原、アメカジ、そしてキムタクを思い出してしまうこのチェック。当時は今のように素材の開発なんぞの深掘りが乏しかった時代。あえて粗野でガサついた生地をチョイスして、背裏、袖裏付けてジャケット的に仕上げていく鮮度、センス、バランス。ensou.は本当に狙いどころが面白く、他と目線が違うので競合が無くて、ついつい買ってしまいます。力ボタンも付いています。これは着てみるとシルエットもすごく良いですよ。サイズはMのみで、僕でドジャスト。僕より大きい方はMだと厳しいかもです。そしてこれにも僕は絶対ドレトラ。ライトグレーです。デニムだと“The”ですね。90sぽく、細身のクラッシュデニムとかならかっこいいのかな。

 

 

 

 

 

最後にクルーキッドのキルティングのハット。展示会でいつも中村さんが被ってるんですよね、自作のキルトハット。被り物でここまで丁寧に作られて佇まいが良いものって、なかなか探しても無いと思います。元ネタはカジュアルなのに、すごくすごく上品なんですよ。うっすらとブルー、ブラウンで構成されるグレンチェックで、この生地の風合いを生かすために接着を全く使うことなく、ゆっくりとミシンを踏み、中綿を挟んでキルティングしていくそう。菊穴やパイピングのかがりなどハンド始末も多数。中綿が入るので立体としても美しく、これなら被りたいと思い仕入れました。ブリムは下ろしても上げても良しです。帽子ラバーな方に気に入ってもらえたら嬉しいです。周りからもよく「チェック好きだよね」と言われますが、そうなんですよ。チェックが3つ揃いましたね。チェック×チェックも格子の大きさが変わると合わせやすいです。このあたりも明日、24日に発売です。The Crooked Tailorは商品帖に掲載はするもののブランドの意向でカート購入が出来ませんので、ぜひ店頭にいらしてください。

 

 

 

 

 

23.3.24- Fri

Regular Collar Field Over Shirts
Linen _ Drago ( Itary )
Off × Black
48 / 50
75.900 tax in ( 69.000 )
The Crooked Tailor

Old-Fashioned Coverall
Cotton
Yellow
M
68.200 tax in ( 62.000 )
ensou.

Quilt Hat
Cotton96 / Polyurethane3 / Nylon1
Dark Brown × Blue
59
57.200 tax in ( 52.000 )
The Crooked Tailor