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DENIM TRACKER JACKET & DENIM FLARE 5POCKET

 

 

 

 

 

 

 

今年2月に発表したオリジナルデニム“DENIM FLARE 5POCKET”を再販する。あれから店頭でも沢山の方が履いてくださっているのを目にし「デニムはもうこれしか履いてない」との声を多くもらった。何度も立ち止まり悩み、時間をかけてリリースに至ったこともあり、この声はシンプルに嬉しかった。僕自身もこのフレアを履いてからと言うものの、他のデニムは冬眠してしまっている。メンズファッションは選択肢が少ない。ボトムのシルエットが変わると、今までの手持ちの服が違って見えるから不思議である。この新鮮な感覚はまだまだ続きそうだ。そして、今作で発表するのが、その組上である“DENIM TRACKER JACKET”。実はフレアデニムの発売前から準備を進めていたもので、これがあると確実にスタイリングの幅が広がることになる。Gジャン自体、色々なブランドが作っているが、僕にとっても秋から春にかけてのスタイリングの基本アイテム。が、その殆どがゆったりしたものであり、雰囲気の良さで買ってもすぐに2軍落ちしてしまう。僕はGジャンというアイテムに対して、内側に仕舞い込むのが1番洒落ていると思っているから、その着方が出来ないと飽きてしまうのだ。結局、手放せないGジャンはビンテージに集約され、特に出番が多いのが60年代後半の70505のBigE。今では4thと言われるようになり、色落ち具合も最高だ。とは言え20代の頃に所有した、かつての黄金サイズ38。袖や着丈は良いものの、50cmにも満たない身幅でトップスとして着るには細過ぎて、羽織りの下に着ることのみ。昨今主流のサイズ42や44のビンテージを探しに出かけるも、昔の価格を知っている僕ら世代には、この高騰は冷める部分があり、いつかベストなGジャンを作ろうと考えていた。それがフレアデニムの組上という、このタイミングになった。①ビンテージをベースにしつつもそのままなデザインではないこと。②レイヤーに適したサイズバランスもコンパクト過ぎないこと。③フレアデニムとのセットアップでサマになること。の3つをテーマに据え、理想を具現化していく。熟練のパタンナーも紹介してもらった。

 

 

 

 


細かなパターン修正、インディゴ濃度やFadeの具合、ヒゲの出方など今回も結局サンプルを3度作り直した。デザインのコンセプトとしては先に作ったフレアデニムの流れを汲み、ビンテージを席巻する2つのデニムブランドの特徴的なディテールを採取しながら混ぜ込んでいく。アメリカ古着を見てきた方からすれば「ここはあっちで、ここはあっちだ」「ちょうど間を取ったシェイプ?」など、ディテールから読み取れるはず。とは言え、この服は夏以外のスタイリングでの“基本のキ”となる必要があり汎用性も重視すべきと思っているので、唐突感が出ないようにあくまでナチュラルに仕上げた。

 

 

 

 


ステッチの考え方もフレアデニムを踏襲しており、ベースはオレンジステッチで、カンヌキ、ジグザクステッチ、巻き縫いの裏側、ダブルステッチの片側など規則性を持たせた上でグリーンステッチを混ぜていく。購入当初、グリーンステッチはインディゴに沈んでそこまで目立たないが、着倒して褪色していった際に、この配色ステッチがどんな顔を作るのか。この服らしい“育ち”と“個性”を観測するのがひとつの楽しみでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

“DENIM TRACKER JACKET”のスタイリングについて。都内の気候だと10月から5月にかけてがベストシーズン。ビンテージのそれより着丈も身幅もやや大きく作っているが、先述の通りで適度なコンパクト感は忘れていない。よって内側に着るのは、Tシャツ(カットソー含む)、ハイゲージニットの2ジャンルになると思う。シャツを合わせる服ではない。Tシャツの場合は古着のプリントものでも無地でも強色でも合わないものが無いが、着丈が長過ぎないものを選ぶと良い(僕はTシャツの丈感は結構重要と考えていて、Tシャツは裾上げする派)。今の気分としてはダサ系のTシャツに“DENIM TRACKER JACKET”、ドレススラックスを合わせるというスタイリングが1つ。そして2つ目がフレアデニムとのセットアップ。デニムセットアップはアメカジの王道的な印象があるが、これがフレアベースのセットアップだと、おそらく皆さんが思っている以上に大人っぽく着ることが出来る。特にハイゲージタートルや上から肩掛けなど、コンサバティブな組み合わせで中和するのがオススメ。そして、そこからのレイヤーが“DENIM TRACKER JACKET”の大きな楽しみで、上からコート、ダブルジャケット、ニットアウター、シェルジャケット、オーバーベストなどを羽織る。フレアデニムのセットアップに+αは、容易に洒落感が出せるので、是非トライしてもらいたいです。“DENIM FLARE 5POCKET”についての詳細は今回省きますが、以前の手記(こちら)に詳しく書いてあります。フレアデニムのシルエットを綺麗に出す方法が、ヒールのある靴を合わせることで、やっぱりブーツが最適解。僕はユッカスと共作した“FILLETO”を合わせることが多く、これがめちゃくちゃ相性が良いです。このブーツの再販についても多く問い合わせいただいており、今年のどこか、新色も交えて2回目の受注を行う予定です。さて、今回の販売方法についてですが、イレギュラーです。“DENIM TRACKER JACKET”は受注会形式で一般販売はありません。反対に“DENIM FLARE 5POCKET”は一般発売、もし期間中に在庫が切れれば受注会に切り替わります。詳しくは下記に記載していますのでご確認ください。金土に店頭、日曜正午より商品帖を更新します。

 

 

 

 

 

 

 

 

<Size Chart>
– DENIM TRACKER JACKET –
<7> 着丈63、身幅55、肩幅47.5、袖丈61
<8> 着丈64.5、身幅57、肩幅49、袖丈62.5
<9> 着丈66、身幅59、肩幅50.5、袖丈63.5

– DENIM FLARE 5POCKET –
<7> 胴囲79、股上33、股下73.5、総丈103.5、ワタリ幅32.5、裾幅24
<8>胴囲82.5、股上34、股下76、総丈106.5、ワタリ幅33.5、裾幅24.5
<9>で胴囲87、股上35、股下78.5、総丈110、ワタリ幅34.5、裾幅25

 

 

<店頭販売 / 受注>
9.12 Fri / 12:00 – 17:00
9.13 Sat / 12:00 – 17:00
“DENIM TRACKER JACKET”は受注形式で、年末目処にお渡し予定で生産します。サイズが不安な方は店頭のフィッティングサンプルをお試しください。僕(177/68)はサイズ8を選びますが、諸事情で、上の写真では全てサイズ7を着ているので、僕には袖などやや短めです。着丈の長くないジャストサイズのTシャツやタートルニットなど、お持ちいただけるとわかりやすいと思います。再販の“DENIM FLARE 5POCKET”は、一般発売分としてある程度の数量を作りました。店頭にいらっしゃる方はすぐに商品をお持ち帰りいただけると思います。混雑状況により、フィッティングをお待ちいただく可能性がありますので時間に余裕を持ってお越しください。お支払いはクレジットか現金の選択が可能です。今回、前金は用意していません。

 

 

<商品帖販売 / 商品帖受注>
9.14 Sun / 12:00 – 23:00
“DENIM TRACKER JACKET”は受注ページを、“DENIM FLARE 5POCKET”は一般発売ページと受注ページを更新します。一般発売ページよりご購入の方は4日以内に柿乃葉より発送いたします。また、“DENIM FLARE 5POCKET”は一般発売がSOLDになった時点で、受注のみのお受付に切り替わる予定です。受注分の納期は、12月下旬を予定しています。日曜、23時に自動で締め切ります。クレジット、銀行振込の選択が可能です。今回、前金は用意していません。銀行振込は9.15 Mon 12:00までにご対応いただける方のみでお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

25.9.12 Fri – 9.13 Sat / 12:00- 17:00 @柿乃葉
25.9.14 Sun / 12:00- 23:00 @柿乃葉商品帖

Order Event  – DENIM TRACKER JACKET –
Cotton Denim – 13oz
Indigo
7 / 8 / 9
57.200 tax in ( 52.000 )
Delivery Date / Late December 2025
kakinoha

Release&Order Event – DENIM FLARE 5POCKET –
Cotton Denim – 13oz
Indigo
7 / 8 / 9
49.500 tax in ( 45.000 )
kakinoha