手記 > 商品帖のこと、来年のこと

商品帖のこと、来年のこと

今年の柿乃葉の店舗営業は12.16で終了しております。商品帖に関しては、本日をもって年内発送は終了とさせていただきました。1.6 (金)が次回発送日となります。商品発送までしばらくお待ちいただきますこと、ご了承ください。来年のこと。春夏はまだ何も入ってきてませんが、頭から色々仕掛けてます。1月2週目くらいから始められれば良いのですが。そして夏から秋にかけて、今の柿乃葉と少し営業形態の異なる新店舗を作る予定です。本年も柿乃葉にお付き合いいただいた皆様、有難うございました。佳いお年をお迎えください。

手記 > 冬のVOLTON

冬のVOLTON

 

秋冬の締めにご紹介するのがこの商品になりました。VOLTONの3作目。初めての方は過去の手記をご覧ください(下に貼っておきます)。これまで1、2と共にグレーベースのチェックで中間気候の商品を作ってきましたが、今作はがらっと変わります。シェットランドウールをまとった“冬のVOLTON”です。茶ベースに黒と白が入り混じった激渋のデッドストック生地で、白のツブツブが柄のように強く前に出てきます。バーズアイとも違う霜降り調の生地で、しっかり年代物を展開するヨーロッパ古着屋に畳まれているあれです。京橋のあの伝説的な店とか。

 

 

 

 

 

 

生地感としては極端な厚手とかではなく、中肉のかりっと系。膝下くらいまでコットンの裏地がつくのでチクチクとかは気にならないと思います。これまでと全くパターンは変えていないんですが、完成品を履いてみて感じたのは1、2のイージーパンツ的な印象とは別方向で、この3は完全にスラックスなんですね。シェット100ということもあって、まずセンタープレスが取れにくいことが大きくて、従来作よりは気持ち細めに見えませんか?生地がカリッとしているのでセンタープレスで前後に生地が引っ張られることでこの現象が生まれて、でもサイドから見ると太いっていう。あとは適度な重さとハリがあるので、すとんと落ちて形も綺麗に出ます。柿乃葉でいうところのド定番“ドレトラがもっと太くなった”というイメージに近いでしょうか。VOLTONは今は亡き名作、PETERを継承しているので、裾にドロストがありますがこの生地では裾を絞ることは無いかもですね。ロールアップは有りですよ。

 

 

 

 

 

 

 

なかなか色を捉えられなくてチャコールぽく写ってる写真もありますが、ブラウン寄りです。クラシックですごく雰囲気ありますよ。サイズに関してはミス表記で下げ札等にはM、Lと記載ありますが、正しくはVOLTONの従来作通りでMMとMLです。ウエスト含めた横方向の大きさは同一、レングス差でサイズが分かれます。MMで総丈103.5 胴囲44 股上39 股下64.5ワタリ36 裾幅28.5 、MLで総丈106.5 胴囲44 股上39 股下67.5 ワタリ36 裾幅28.5です。僕でMLを履いています。股下の小ささを、股上でカバーしているような設計です。どの位置で履くかで雰囲気もシルエットも変えることができます。着こなしとしては、それなりに渋系のトラウザーなので、トップスはカラーニットでどうでしょう。茶と色ものとの相性は無敵なので、どんな色も包み込んでくれると思いますよ。あとはレザージャケットとか、MA-1とかのフライト系とか、とにかくショート丈とは抜群にハマってくれます。そしてこのツブツブ柄は無地見えするので、柄シャツや柄ニットとかとも難なく合わせられるんですね。今年最後(秋冬最後)の商品となりましたが、今週末は私用の祝い事で遠方でして、金曜のみのOPENとなります。VOLTONはまだか、まだか、と他方からお声がけいただいておりましたが、平日のみのお披露目となってしまい、お仕事の方には申し訳ないです。在庫が残りましたら土曜の正午に商品帖に在庫を移します。またその際の商品発送に関しては、23(金)までには鎌倉を出荷します。今年の最終営業日です。千秋楽もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

21.9.1 / 手記 / PETER→VOLTON

22.5.7 / 手記 / VOLTON2

 

 

22.12.16- Fri

Ex VOLTON3 ( Shet Wool Trousers )
Shetland Wool – Dead Stock Fabric
Brown
MM / ML
69.300 tax in ( 63.000 )
NICENESS

手記 > VILLE – Cashmere Leather Zip Up Jacket

VILLE – Cashmere Leather Zip Up Jacket

 

「別注のジャケット、カシミヤレザーとかどうですか?」幾多の革に触れてきた彼らしい提案でした。「え、カシミヤ山羊のレザー?」誰しもそう思うでしょうが、どうやらその正体は牛革のようで。肌目の良い原皮を厳選して、国内の卓越した染料仕上げをもって作られるこの革は、圧倒的にしなやかなその手触りから“カシミヤレザー”と呼ばれるんだそう。北米産と日本産があり、今作で使っているのが国内産原皮の“ホルヌキ”。ホルヌキとはホルスタイン品種のうち、発育する途中で去勢された雄牛の革のこと。なんだか可哀想ですが、この去勢を経て当然気性が落ち着いてストレスなく健康的に育つ、と。品質水準もぐっと上がり、結果としてキメ細やかなレザーになるんだそうです。この革に触れた際の個人的な感想としてはディアなどで見られる水分量の多いしっとりとした方向ではなく、説明を受けた通りでキメの細かさと柔らかさ、あと、ふっくらしててサラサラしている。そしてブラウンでも色ムラは少ない方だと思います。小傷も多少はあるけど少ない。どっちかというとハイブランドっぽいスムースな質感なんですが、肉も割とあって、これは着込んでかなり良くなりますよ。細かいしわが入っていって、色は少しづつ退色するのかな。と思います。

 

 

 

 

 

 

今回の経緯としては、アウターの中に茶のレザーが着たいという感覚があって。黒じゃない、もっと穏やかな茶のレザー。深茶を選ぶならいっそ黒でも良いし、薄茶なら雨に降られた時に面倒なので、良い塩梅のミディアムな茶が理想。そして赤みのあるレザーは嫌だなと。ビターすぎないチョコ系。で、どんな形にしようか、古着屋覗いたりして長くネタ探しをしてました。過去のNICENESSのアーカイブを見返していたら出てきたのが、おそらく5、6シーズン前のモデルで、CHICAGO?って言ってたような。その頃の展示会で見てるはずだけど正直記憶がほとんどなく、NICENESSが早すぎるのか僕が遅すぎるのか、今になって光り輝いて見えた、フロントディテールの可愛いレザーのジップアップです。特にビックサイズの流れだったこともあって、その頃にジャスト提案だったこのジャケットはスルーだったんでしょう。今年に入ってNICENESSのアトリエにあった当時のサンプルを着てみたらやっぱり気分で、所有している服ともなんでも合いそうだし、今ならイン&アウトで色々なコーディネートが思いつきます。パターン修正としては2cm着丈伸ばして、襟を1cm大きくしてます。そして今回のカシミヤレザーは、もちろんNICENESSでもお初。あとは胸ワッペンのNNを、いつも通りNK(Niceness Kakinoha)に変更してもらったんですが、このワッペンだけ質感も色もボディとちょっと違ってて。これは同素材のロット違いで、偶然配色っぽくなりました。そして裏地にはレーヨン生地のペイズリーをチョイスしました。無名の古いレザージャケットでも、裏地がかっこよくて魅せられるものがありますよね。男のレザーって特別な存在だし、5枚も10枚も要らないし、これは椅子にぐしゃっとかけた時も、物として高揚するものになったんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

 

VILLEと名前を授かりました。読み方はヴィルです。細かい寸法はMで着丈64、身幅57、肩幅51.5、袖丈60。Lで着丈65.5、身幅59、肩幅52.5、袖丈61です。トップスのピタジャストにも短い丈にも、抵抗がないのでどっちのサイズを買うのかまだ迷ってます。どう着たいのか、コーディネート次第なところもあり。中にしっかりした肉のあるニットを着ようとするなら、Mだと少しきつい。が、この上に何か着るなら当然Mの方が着やすい。とは言っても、例えばMAATEEだとエマージェンシー、カシミヤのベスト、ダッフルなど大ぶりなトップスには下にLでも大丈夫でした。他ブランドでも(近年の)コートの下なら、どっちのサイズも可能なはずです。もし気になる方は来店していただき、合わせたい服を持参して着てもらった方が良いかと思います。今週も金土と2日間営業します。もし、混雑や並びがある際などは、状況により少しお待ちいただく可能性もあります。日曜の正午に在庫がある際は商品帖にアップします。秋冬はあと残すところ、これとは別に1型だけ。クリスマス、RIZIN、正月はのんびり出来そうです。

 

 

 

 

 

22.12.9- Fri

Ex VILLE ( Cashmere Leather Zip Up Jacket )
“Cashmere Leather” – Cow Leather
Brown
M / L
198.000 tax in ( 180.000 )
NICENESS

手記 > ベーシックカラーいらない

ベーシックカラーいらない

今年の冬ニットはベーシックカラーいらない。濃色のニットは去年までのストックで事足りていて、今季の柿乃葉ではひとつとして作りませんでした。個人的には先日発売したANSNAMのボタンニットを着まくっていますが、真冬に向けての武装はこれ。色カシミヤの後染めです。松村さんが新しく作った素材で、カシミヤニットを成形してから製品染めをして、仕上げに強圧縮して熱を加えてカシミヤをもっふもふに膨らませます。去年カーディガンで作ったカシミヤと生地感は似ていますが、実は工程は全然違います。去年のは引っ掻いて毛足を出してましたので。そしてこの色と優しさいっぱいの素材感にはバランスを取ってもちろん“V”です。パターンは1から作ってもらいましたが、Vの深さの決定までには結構時間をかけました。松村さん私物の古いバランタインとか自分のスメドレーとか色々試してみて、まず浅Vっていうカジュアルな気分でもないし、深過ぎると再来年には着ないだろうと。結局は今年、柿乃葉で作ったVシルクT(来季もやる予定)に重ねた時に、見えるか見えないかくらいのバランスに落ち着きました。なので“やや深V”くらいですね。インにシャツも着てやってもちょうどいい塩梅の深さになってますが、このくらいの“やや深V”は素肌っぽく着るのが良い。圧倒的な着心地と暖かさを直に感じようとするならば、タンクトップでも良いくらいで。極寒で「今日無理だ」となるまではインに長袖を着たくないですね。

 

 

 

 

 

ベーシックな色の羽織り、アウターは誰もが持っていると思います。その下に着ることも想定しながら作った色が、黄のMustard、赤のVermilion、緑のForestです。松村さんのガーメントダイですごく良い色が出ました。選べと言われば困難で、どれも欲しくなってしまう。言うまでもなく茶、ネイビー、グレー、ベージュなどの服達によく合う3色です。時にはジャケットの上から肩掛けしてやったり、首に適当に巻きつけてマフラーにしてください。最高です。質量でなく見た目の話で、とにかく今年の冬は重たくしたくないんですよね。

 

 

 

 

 

 

今回のMAATEEのインラインでクルーのカシミヤガーメントダイがあると思いますが、全体感はそれよりも1サイズほど小さめかと思います。裾リブをきつめに絞ったので、3でほとんどの体型の方がバランス良く着れるはずです。ネックの“V”だけじゃなく、シルエットも“V”ライン。最後までワンサイズでいこうかと迷いましたが、少しだけ2も作りました。細かい寸法は2で着丈69、身幅55(裾リブ42)、肩幅48、袖丈62。3で着丈71、身幅57(裾リブ42)、肩幅49、袖丈63です。僕の着用は3です。この手のVニットは少しゆるっと着た方が可愛いんですね。腰にためる感じで。袖も同じ要領で、少しだけだるっと。痩せ型で腰回りが細い方であっても着丈を調整できると思うので、着丈はあくまで参考値として見てください。急に冬本番ですが、そろそろ秋冬の最後が見えてきました。ニットもこれでラスト、MAATEEの秋冬も今週でラストです。

 

 

 

 

 

遅れていたインラインもこのタイミングで発売します。英国ツイードのガンクラブの2Bジャケットと、先日のカシミヤリバーのスポーツジャケットの原型のベストです。共に着用は3です。インラインはこの店の性格上、極限まで絞り込む必要があります。なので心底気に入っている良いものばかりで、ほとんど個人買いしてます。さて、店舗営業日ですが今週も金土です。最近、同じ問い合わせを多くいただくのですが、改めて柿乃葉ではご予約や通販対応をお受けしておらず、また店頭優先とさせていただいています。在庫が残りましたら、日曜正午に商品帖へ掲載します。

 

 

 

 

 

22.12.2- Fri

Ex Cashmere Garmentdye V Sweater
Cashmere
Mustard / Vermilion / Forest
2 / 3
66.000 tax in ( 60.000 )

British Tweed 2B Jacket
Wool Tweed – UK
Mix
2 / 3
99.000 tax in ( 90.000 )

Cashmere W Face Zip Vest
Cashmere Beaver
2 / 3
143.000 tax in ( 130.000 )
MAATEE&SONS

手記 > ドニスカバーオールの遅延について

ドニスカバーオールの遅延について

連日のご来店、有難うございました。タイトルの件、8月末に受注会を行い、11月納品予定でしたensou.のDoni’s Coverallですが、現在も引き続き製作中とのことで、納品が12月に入ってしまうとの連絡がありました。当初の見立てよりもご好評いただいたこともあり、1つ1つデザイナーの手とミシンで作る商品という性格上、想定より時間がかかっている状況です。楽しみにお待ちいただいている皆様には申し訳ありません。現在の進捗ですと、遅くても12月中旬までにはお渡しができる見込みです。恐れ入りますが、ご理解のほど宜しくお願いいたします。

手記 > 守るか攻めるか

守るか攻めるか

齋藤さんとドラトラを作ってから、個人オーダー含めるともう10本に到達しそう。もう15年も前のことになりますがUSA製のBDのワークパンツを色違いで買い漁ってる時期があって、それ以来、自身2度目のボトムの大波です。そうなると当然ボトムスからスタイリングを組むようになります。ブルゾン系は良いんですが、コートとなるとステン、トレンチ、チェスター、ロングジャケット、、どれを着ても小綺麗にまとまりすぎてしまうので、インのレイヤーや古着、スニーカー、小物だったりで崩して違和感を作っていくわけです。僕はキレイ過ぎるのも、脱力しすぎるのも嫌なので、ちょうど良いところを探るのですが、去年の冬思ったんですね。ドラトラと1番相性が良いコートはダッフルじゃないかと。

 

 

 

 

 

 

ダッフルは他のカテゴリーには存在しないトグルや麻紐ループ、そしてフードもあって、ディテールコンシャスでガチャガチャしてますよね。“かっこいいよりかわいい”だと思うし、子供っぽいだの学生っぽいだのと定義されたり、コートの中では最上位のカジュアル度数。もう何が言いたいのか分かると思いますが、テーラーMADEのドレストラウザーとは対の関係にあるダッフルは当たり前に馴染むんです。小細工なしでもバランスが取れます。去年これを思った時はもう冬前だったので、1年越しに作ってもらいました。自身として勿論買ったことはあるけど好んで着てきたジャンルではなかったので、そうなると頼るのはやはり松村さんです。素材はこれしか無いでしょうと言うことで、イングランドのJoshua Ellis社のヘリンボーンウールで決定。有名な話ですが、仏“H”が「ダッフルにはこれしか使わない」そう、言わしめた生地。超低速で生産効率の悪すぎる古い織機でしか作れない生地で、肉も保温性もしっかりあるのに軽いんです。

 

 

 

 

 

 

色はNavy。そしてYamabukiと名付けたくすんだイエロー。永遠定番で鉄壁な守備固めをするのか、誰とも被らずMy Wayで攻め立てるのか。両極端で選びやすいとは思います。松村さんも今季1テンション上がったと言っていたYamabukiの色が良すぎて、僕はもう2を買いました。麻紐ループは共通ですが、トグルはNavyには水牛、Yamabukiはちょっと違うなとなってミリタリースタイルのウッドを付けました。サイズ感について。まず、パターンはオリジナルです。松村さんが去年?作っていたカシミヤ100のダッフルを着たことある方がいれば、それよりもう少し肩が入って、身幅詰めて、着丈が短いです。ビッグサイズでは無い、適度な緩さ。かなりパターンが上手くいっていると思います。この着丈だと身長を選ばないと思ったので、1と2で同一にして、着丈以外のサイズが変わります。細かい寸法は1で着丈103、身幅62、肩幅50、袖丈61。2で着丈103、身幅64、肩幅51、袖丈62です。写真はNavyは1を、Yamabukiは2を着ています。スタイリングはNavyに関しては問題無しですね。Yamabukiも色々試した結果、案外いつも通りかなと思いました。この為替ですが、価格も両者で頑張ってます。Instagramアップから沢山の問い合わせ有難うございます。今週も柿乃葉は25金、26土の営業です。在庫が残る際は、27日曜の正午に商品帖にアップします。

 

 

 

 

 

22.11. 25- Fri

Ex Herringbone Wool Duffle Coat
Wool – Joshua Ellis ( England )
Navy / Yamabuki
1 / 2
217.800 tax in ( 198.000 )
MAATEE&SONS

 

 

手記 > ひょっとこドライバーズ

ひょっとこドライバーズ

 

2シーズン前の“ひょっとこエルボー”、昨冬は散々着ました。すごく新鮮な気分で着れて、今年もこれからハイペースに着ていくと思います。カシミヤのふわトロもそりゃ最高ですが、シェットのカリカリを今求めてるってのは絶対あると思うんですよね。自分的には個人オーダーしたモヘアのドレトラもそうだし、ツイードのジャケットとかもそう。シェットという素材が今の“質感”としての気分を表していると思うし、いっそのこと今年も色違いを作ることも過りましたが、「シェットランドで今1番着たいのなんだ?」と問うたところ、これだったんです。”ひょっとこドライバーズ”が完成しました。ドライバーズとなると時期によってはアウターとしての側面もあるので、しっかりした編み地が良いに決まってます。外がシェット、内がカシミヤはそのままに、当然、天竺ではなく畦だよねと話が進みます。表の針は表だけ、裏の針は裏だけで動く天竺と異なり、畦編みは表目と裏目が交互にくるので、表にも裏にもシェットもカシミヤも感じると言うことになります。外と内の触感の違いが“ひょっとこ”の魅力だと定義するならば、畦編みではそうはいかない。天竺に比べて内側のカシミヤを感じにくいという点では畦はマイナスかもしれませんが、やはり“ドライバーズと畦とシェットランド”はメンズファッション史に置いてのある種、洗脳的な相関関係もあって、ここで使わない手はないんですよね。違う側面から考えると、シェットランド100のみで畦編みでドライバーズを作っても“硬くて重いし痛い”と言うワイルド3拍子が揃ってしまって「オシャレは我慢」と言う呪文を唱えながら、鼻息荒げに着ることを選ばなくてはならない。強撚シェットは肌に当たる差し毛が減るので、嫌な感じがあまりしないとは言われますが。ただ、ここに半分カシミヤが居てくれるということは、どう言う意味をなすか。答えはうちの2歳の長男でも分かりそうなことで、“柔らかくて軽くて気持ちいい”のマイルド3拍子が、ワイルド3拍子のそれを中和してくれる。そういうことです。話は長くなりましたが、まとめると、“ドライバーズとしても今の気分としてシェットのカリカリは必須。でも半分はカシミヤなので、軽さも保温性も心地よさも備えてしまったよ。”ということです。

 

 

 

 

 

 

松村さんからも「ドライバーズならアゼですよね。天竺のそれと比較する必要もないのでは?これはこれで成立してますよ。」という言葉もありました。“ひょっとこ”として畦編みは今企画が初です。畦にすることで糸の作り込みからスタートとなり、じゃあ単糸をZにしてどのくらい撚糸するかとか、分業になっている糸屋、撚糸屋、ニッター、仕上げ屋と、四方八方に指示を出し調整しながら完成させるといったような、めんどくさーい地味仕事があります。これをわかりながら「畦だ畦だ」とプッシュしてくれる沼の探究心を持ったデザイナーには感謝しかありません。肝心のこの畦の肉としては5Gで、ぎりローゲージの立ち位置になります。もちろん目付も大きくなるので、生地値は当然ぐっと上がりますが、割とこなれた落とし所に出来たんじゃないかと思います。その分、保温性も一緒に上がってるはずです。デザインは1stサンプルから、襟を高くしたり、肩を落としすぎないようにしたり、修正を入れて完成しました。あとポケットの中まで元々は畦だったんですが、松村さん案で天竺に変わりました。憎いです。前作でお願いした表裏切り替えのエルボーは畦だと意味がないのでやめてしまって、代わりに袖にミリタリーエッセンスな振り柄を入れてもらったのがお気に入り。断ち切りデザインや指抜きは引き続きです。シェットと断ち切りの相性抜群なんですよね。

 

 

 

 

 

細かい寸法は2で着丈67、身幅56、肩幅47、袖丈65。3で着丈69、身幅58、肩幅48、袖丈66です。写真では僕で3を着ています。寸法でわかるようにそんなに大きく作っていないので、アウターとして機能させるか含めてサイズは選ぶのが良いと思います。指抜き手袋の一体型デザインなので、袖はその分かなり長くなっていて、スメドレーみたいに折り返してちょうどになる設定です。折り返し幅10cmもあります。なので180cmを超えるような長身の方でも、袖問題は解決するはずです。着こなしに関しては、アウトでこなすか、インでこなすか、フロントを上まで閉めてハイネックにするか、フルオープンか、途中までか、大きく襟を寝かすか、袖を伸ばすか、折り返してトップスの袖に被せるのか、色々なアイデアが出てきます。

 

 

 

 

 

最後の最後に、とても残念なお知らせ。レッドが減産してしまい、かなりの少量です。しかも2は1点も届かず、レッドのご用意は3のみになります。申し訳ありません。去年着て思ったのですが、着回しの点では断然ベージュです。(僕の服だけで判断すると)合わないものが無いんですよ。でも直球レッドも僕みたいな色狂には刺さるのもわかっています。確実に着比べたい方は是非、初日の早めにお越しください。3週連続で、金土のオープンです。在庫が残る際は日曜の正午に商品帖へ移します。

 

 

 

 

22.11.18- Fri

Ex Shet & Cash “Hyottoko” Drivers Sweater
Shetland Wool – Face Side
Cashmere – Back Side
Beige  2 / 3
Red  3
72.600 tax in ( 66.000 )
MAATEE&SONS

手記 > Don’t think. Feel !!!

Don’t think. Feel !!!

シンプル極まりないのに、クラシックなスポーツジャケット型なのに。何でこんなにエレガントなんだろう。展示会で御光が刺していたカシミヤリバーのジップベストからの派生版であり、実に幼稚で安直な提案から生まれました。「これに袖つけてジャケットにしてください。最強ですよね。」と。すぐに形にしてくれた松村さんに感謝です。最強アウターが誕生しました。カシミヤビーバーという素材がとんでもないのは、小学3年生でも触れたらわかりますが、突出したハンドワークが合わさった後の破壊力がすさまじい。これだけシンプルにまとめているのに、シャープでウィットに富んでいて、どこぞのメゾン面していませんか。素材がカシミアビーバーだからか、毛抜き合わせで縫製が隠れているからか、ジップ使いの妙味なのか、そのどれもが“エレガントさ”に直結しているのは間違いないのですが、この商品で最も個性を放っているのが腰ポケです。僅かに立体的に膨らんでいて、裾にピッタリとくっついている。だからどうしたと言われたらそれまでですが、すごく色気あるんですよポケットが。これに関してはうまく語れる気がしません。まずは羽織ってみてください。考えるな、感じろ。Don’t think. Feel !!!

 

 

 

 

 

 

 

サイズは2と3を作りました。細かい寸法は2で着丈76、身幅59、肩幅46、袖丈64。3で着丈78、身幅61、肩幅47、袖丈65です。僕で3を着ています。当たり前ですが軽く温かく、これは真冬も着るので、内にカシミヤニットを着る余白は残して欲しいところかと思います。この素材でシャツ1に羽織るっていうことはあまり多く無いんじゃないでしょうか。スタイリングですが、(しつこいですが)やっぱりエレガントなので、デニムやらシャンブレーやらを挟み込みながら中和するのがおすすめですし、良く合います。あとはやっぱり個人的にはニットの色遊びとか、赤のブルゾンの上に羽織ったりとか、柄物で一癖つける感じでしょうか。全く難しさは無く、上まで締めてスポーティーも良し、大きく襟を作るも良し、前開けも良しで、ラスボスに身を任せる感じで自分流に着崩してみてください。楽チン好きはスウェットパンツとかも良いかもですね。インスタグラム更新から沢山の問い合わせ有難うございます。事前予約、事前通販はすみませんが受けておりません。今週も11(金)、12(土)と店やります。在庫が残りましたら、日曜正午に商品帖に在庫移します。

 

 

 

 

 

22.11.11- Fri

Ex Cashmere W Face Sports Jacket
Cashmere Beaver
Navy
2 / 3
198.000 tax in ( 180.000 )
MAATEE&SONS

手記 > クラシックなツイードが気分です

クラシックなツイードが気分です

 

まず、NICENESSのインラインより希少なラクダ革の小物を。美しいレザーと言うよりかは、タフでワイルドなレザーと言った方がいいでしょう。昭和のハンチングに革ジャンの競馬おじさんが着てそうな?男っぽい表情がたまらん。大好きです、この革。展示会では似合っていたはずのキャップ“WELHAM”は、届いて冷静に分析したところやはり僕にはダメでしたが、過去にロガーコートのためにわざわざ作った留め具と、この革の相性が良すぎませんか。後ろから見た時のかっこよさ。ラクダのLOWEをジャケットやコートの内側に忍ばせて、セットで持つと満点です。

 

 

 

 

そして、MAATEE&SONSよりお待ちかね?のジャケットが届きました。クラシックなツイードが気分です。本当はインラインのツイードシングルと一緒に出したかったんですが、(他もそうですが)今年の納期がえらく厳しいみたいで、先に別注で作ったダブルブレストを出します。素材は、英国で織られたツイードです。ドレトラのレインボーのようにこれも何色とは言い難く、自然光なのか照明下にもよりますが遠目ではチャコールグレーとかブラウンに見えます。近くで見ると、はっきりとカーキとパープル系ネイビーのチェックの大小で構成されているのがわかる、これぞ“ザ・英国”といった感じの激渋ハイセンスなツイードです。とは言え素材感はハリスのようなザラザラ系ではなく、しなやかで少し光沢ありっていうのが何だか今は粋に感じるんですよね。

 

 

 

 

そして型は昨年カシミアで別注したエマージェンシーではなく、等半袖のダブルです。ご存知の通りこっちの方が肩幅が狭く、身幅や袖ぐりはややゆとりあるくらいのシルエット。外袖と内袖の大きさがイーブンに近いこの袖はフランスや英国の古いワークやテーラーなどにも見られるもので、美しい前振りが作れます。あとは前肩気味になっていて、ビスポークしないと完璧までにはいかないものの、僕のスクエア&前肩との相性も良く嬉しいです。そして袖口のボタンの付け方がまた変化球で、長くなりそうなのでここでは割愛しますが、店にいらっしゃった方にはお伝えしますね。端的に「松村さんのテーラードはすこぶる完成度が高いです」と言うことで、まとめさせてください。サイズは2で着丈75.5、身幅55、肩幅45.5、袖丈64、3で着丈77、身幅57、肩幅46.5、袖丈65です。写真で着ているのが3です。僕は前は締めないですね。寸法的にはややゆったりですが、それでもこの素材だとカチッと見えるので、ボトムスはデニムやコーデュロイとかでカジュアルダウンさせるか、ドレトラを履くなら古着のウエスタンシャツとか、寒くなれば色ニットなどで遊ぶとバランスが取りやすいかと。とは言え昨今のアームの太いオーバーサイズのニットは着れません。発売したばかりのANSNAMのニットはサイズバランスも色もすごく相性が良かったです。今週は張りきって金土と営業します。在庫が残る際は、日曜正午に商品帖に在庫を移動します。

 

 

 

 

22.11.4- Fri

Ex British Tweed Double Breasted Jacket
Wool Tweed – UK
Mix Khaki Navy
2 / 3
105.600 tax in ( 96.000 )
MAATEE&SONS

WELHAM / 41.800 tax in ( 38.000 )
C.LOWE / 59.400 tax in ( 54.000 )
Camel Leather
Camel Brown
F
NICENESS

 

手記 > 今、色リブセーターという選択

今、色リブセーターという選択

「そろそろリブセーターとか針抜きのカットソーとかメンズで着たいよね。女子みたいにピタピタじゃなく、でも大きすぎるのは嫌で、ほど良いサイズのやつ」と去年頃からBLOOMの会議体で発言してきたワード。ビッグサイズ全盛で、身体に沿わせて着るのが前提のリブセーターなんて全然無かったし、自分達で作るしかないなとは思っていました。(会議では僕のこの意見に皆しらーっとしていたので、実現しませんでしたが)そんな折にANSNAMのニットライン、Riverrunで発見しました。中野さんはトップスもボトムスも細いのしか着ない(印象がある)ので、きっと彼にとってリブセーターはワードローブのひとつなんだと思います。しかもこれは色々細かいところまでデザインされている。ネック後ろの太いダブルステッチ、ポリグログランの片側ガゼット、マイクロスエードのエルボーパッチ。どれもクラシックなディテールなのに、生地使いで遊び尽くしています。

 

 

 

 

特にマリンセーター着想のネックのボタンが最大の決め手でした。あこや貝を裏使いしていて、どれも全く表情が違って雰囲気最高。“あこや”は真珠を作る貝ですね。全てボタンを締めて着たらモックネックくらいの高さで、これを2つくらい開けてダラダラっと脱力して着るのをやりたいなと。AVRILのニットでもちょっと書きましたけど、そろそろプルオーバーの内側にはシャツを着たい。これならコットンのタートルとか、ボーダーのカットソーとかも良さそうですし。首元のレイヤーなんて久しく無かった“おじさんトラッド”なスタイリングで、これはボタンを2つ開けた時の組み合わせを、あれこれと考えるのが楽しいなと。1番安易なのは白シャツとか同色のレイヤーかと思います。僕は思いっきり柄とか色遊びしたいと思っていて、英国のスーチングのシャツとタイの組み合わせみたいに、強い色通しのミックスも意外とすんなりいくもんですよ。ジャストなニットなので反対にシャツの内側に着てしまうのも良いし、人によってはこっちの方がハードル低いかもしれませんね。スーパーファインメリノ、チクチクしませんし。

 

 

 

 

 

このニットのサイズは00(XXS)から05(XL)までラインナップされていて、03(M)が中野さんサイズでそれ以下は女子サイズだと思います。ちなみにアトリエのサンプルでは03までしか作っておらず、僕が着ると(正解な着方かとは思うけど)結構なピタピタでまだ早すぎるなということで、グレーディングを聞いて想像で04と05をオーダーしました。04で着丈68、身幅57、裄丈85。05で着丈70、身幅59、肩幅57、裄丈87です。リブなので特に横方向には伸縮します。カマも深くなくてすっきりしているので、肩がしっかり乗った絞りのあるテーラードの内側などでも活躍すると思います。肉はこっちの方が厚いですが、使い方としてはスメドレーとかに近いでしょうか。肩掛けもしやすい肉ですし。

 

 

 

 

 

最後に今回の白髪のおじさんが似合いそうなカラーパレットは全て柿乃葉の別注色です。くすんだ黄色が稲っぽい“Harvest”、曇ってどんよりした朝の青“Cloudy Morning”、英国のコケ?響きが洒落すぎる“German Moss”みたいな感じで中野さんと色名はノリで決めました。これには茶のローファーか、ダサいスニーカーを履きたくなりますね。“とことん上質で、ベーシックカラーで、ビッグサイズのニット”にもう飽きた方、是非チャレンジください。去年までに買ったアウターの内側がこういった色になるだけで、がらっと見え方が変わります。僕は気分過ぎて確実に着るので2色、3色いってしまいそうです。今週も土曜のみ営業します。在庫がある際は、日曜正午に商品帖に移ります。

 

 

 

 

22.10.29- Sat

Ex Rib Marine Knit High Neck
Wool – Super Fine Merino
Harvest / Cloudy Morning / German Moss
04 / 05
58.300 tax in ( 53.000 )
ANSNAM Riverrun

 

手記 > テーラード用のコーズペインターを作ってみた

テーラード用のコーズペインターを作ってみた

「今季はどういうジャケットをやりますか?」今店頭に立ってて1番受ける質問です。厳選する形ですけどもちろん展開します(作ってます)が、今季の各ブランドの遅れ方は異常で、まだ入ってきていません。そして今季、色々な展示会を見てもジャケットの形は顕著に変わってきていて、パットが入ったり、肩にしっかり乗っかってきたり、絞りが入ってきたり。世の中から一時期消え失せていた、“テーラード”と呼べるものが、いよいよ復活してきている。そこでそのジャケットに今、何を合わせるか。自分のボトムスの中心であるドレトラでも合うのは間違いないけど、シャツをインでもしてしまえば結婚式にもいけるくらいのテンションだし、インと靴と小物で思いっきりカジュアル方向にハズす必要がある。それはそれでどう崩していくか考えるのも楽しいんだけど、もっと安易にテーラードに合わせるボトムスは何だろうと考えた時に、ペインターじゃないかと。

 

 

 

 

細くも極太でもない適度な緩いシルエットと、ハンマーループやらスケールポケットやらの、やんちゃなディテールが肝。これが中和剤になってくれるはずです。そしてMAATEEの展示会でナイスなコーデュロイを発見して「これでペインター作ったらやばいだろ」と、ムエタイ梅野ばりに口をとがらせて松村さんに懇願しました。(google検索 梅野 やばいだろ) はさておき、8ウェルコーズと、この色が最高。聞いたところ「古着屋に転がってるFADEブルーを、良い原料使ってヨーロッパ的な色味を加えたら抜群な色が出来ました」と。最近ちょこちょこ提案している薄パープル系のサックス。少し前のエリザベスのFUJIとかも。これ系の色はカジュアルなんだけどそれこそ品も備わっていて、これも何回か言ってますけど、ベージュ、カーキ、ブラウン、グレー、ネイビーなど相性の角度が広い。そう考えると上の色のジャケットに合わせるためのパンツとしては、堅いチョイスじゃないかと。おじさん的なチェックジャケットに合わせてあげても、ちょっと若々しく脱力して見えてきます。

 

 

 

 

素材を説明すると原料はオーガニックの綿です。やや太めの8ウェルコーズがペインターに丁度良くて、この生地も触るとその良さがより伝わると思います。打ち込んではいるけど、生地で加工を入れ、独特のヌルみがあります。しっとりしているんです。ここ1年はスラックスかデニムばかりだったからか、楽で気持ち良くて、テーラードの日も、子供と遊ぶ日も、今4日連続で履いてます。あとコーデュロイは、あたりが出るのが良いですよね。スエードとか別珍みたいに毛の動き的で白っちゃけるあれとか、10年以上かかるかもですが最終的には畝がポロポロと削れてくる。それもデニムのFADEと同じように、テーラードを脱力させる要素になります。あとは股ぐりの内側を見ると、デニム縫製で巻きなのに簡素化されたシックのようなものがついていたり、松村さんらしいドレスとカジュアルのドッキングが見られます。ワタリを太くした関係でサイドを真っ直ぐのパターンに拘ったところ、ウエスト設定はやや大きめになったようです。

 

 

 

 

1で胴囲41 股上31.5 股下75.5 ワタリ35 裾幅23.5、2で胴囲43 股上32 股下77.5 ワタリ36 裾幅24で、僕で2を履いています。シルエットも極太ではない、適度なズドンという感じ。気分です。ジャケット用に作ったパンツではありますが、勿論それ以外も守備範囲が広く、これは1軍の中心選手として履いてもらえるんじゃないかと思います。10.22(土)に柿乃葉開けます。在庫があれば、翌日23(日)正午に商品帖を更新します。adidasに合わせると519、517、646とかコーデュロイしか履いていなかった2000年代が懐かしくなります。

 

 

 

 

22.10.22- Sat

Ex Corduroy Painter Pants
Cotton Corduroy
Blue
1 / 2
49.500 tax in ( 45.000 )
MAATEE&SONS

手記 > 衝動Buy

衝動Buy

意を決して初めての店に突入してみたら、まんまと衝動買いしてしまった。誰もがそんな経験あるかと思います。違う目的で行ったんですが、まさに衝動Buying。今着たいが詰まったこのニットはイタリアのAVRIL8790のもの。ブランド名長いのでアヴリルで。皆さん(特に女子が)よく知っているCやGなどメゾンの仕事も長く手掛けてきたトスカーナ、アレンツォのニット屋さんがあって、この一家で育った90年生まれのジュエリーデザイナーの女性と、87年生まれの建築を生業にするパートナーによるブランド。エネルギッシュで攻めた色出しやデザインはこの若さ故かと思ったら、アートやカルチャーが好きなんだそう。ピカソが好きらしいですが、お国柄もあってメンフィスとかに影響を受けているだろうし、ゆらゆら揺れたようなパターンやSkateboard Knitなんていうネーミングからは、60年代後半からのサイケデリックや70sのサーフスケート的なものを感じます。素材も当時流行したモヘアですしね。ニット屋の子なのにあえて得意のリンキングを使わず縫製したりと、そういったトラディショナルに囚われない作りがかえって現代的で新しいですね。

 

 

 

 

色はくすんだオレンジ、クリーム、レモン、黒、ターコイズという構成で、素材はアンゴラ(モヘア)がメインです。サイズはXSで着丈65、身幅58、肩幅53、袖丈61。Sで着丈66、身幅59、肩幅54、袖丈61。Mで着丈68、身幅61、肩幅57、袖丈63です。測ってみましたが、XSとSのサイズ差は僅かで、Mにかけて少し大きくなるといった感じでした。これはジャストで着たく写真はSを着てます。インポート特有で、XSでも袖丈も大丈夫でした。Mだとゆとり出てきますが、ビッグサイズまではいかないです。この素材は光沢あって軽くて温かいという特徴と共に、毛足が長いので繊細な人だと首元とか苦手な人がいるかも。そんな時の解決策でも使えそうですが、そろそろニットの下にシャツ気分です。オックスとかBDとかのアメトラ方向じゃなく、色シャツ、柄シャツで少し強めに。バンドカラーだとスマート。最近また出番が多くなってきたシルクとかシフォンのスカーフをタイトに巻くのも良いですね。ボトムスは色落ちしたデニム、ドレトラ、コーデュロイ、上をジャストにして太い軍パンも。

 

 

 

 

そして、今週はニットでもう1品。NICENESSの新作、指抜きロンググローブのBELL。暖かいだけじゃない、これも衝動買い系の他にはないニットアクセ。去年から楽しんでいる袖口レイヤーのラスボス的アイテムだと思って仕入れまして、これは冬を存分に楽しめます。基本的にはニット、シャツ、ジャケットをたくし上げて、これをシワシワめで装着する感じ。これだけで随分と見え方変わります。あとは素材も面白くて、仏産メリノとロイヤルベビーアルパカを撚糸起毛させたモール糸。着け心地は優しめのしっとり。グレイッシュなグリーンと渋めですが、カラーネップがぽつぽつとあってこれがまた良い雰囲気です。今週は土曜日のみ。日曜日の正午に商品帖に更新します。今回の2型、いつになく女子が好きそうなものになったなーと思ってますが、今こういうのが気分のようです。衝動Buyしてしまいました。

 

 

 

 

22.10.15 Sat-

Skateboard Pullover
Mohair65 Nylon30 Wool5
Desert Shades
XS / S / M
74.800 tax in ( 68.000 )
Made in Italy
AVRIL8790

BELL
Wool50 Alpaca30 PE18 Nylon2
G Green
F
29.700 tax in ( 27.000 )
NICENESS

手記 > 004 Sweat ( KM )

004 Sweat ( KM )

去年のクリスマスに発表したkakinohaのリバースウィーブが好評でした。詳しく書いているのでこちらの手記、読んでください。2作目もBlurhmsの村上さんにお願いしています。前回でほぼイメージ通りだったので大きな修正点はないのですが、今作ではフライス周辺のアップデートをしています。まず、ウエストリブのブラウジングを強くしました。これはビンテージのリバースには無い要素ですが、より裾の溜まりを作れるようになったのと、あとは着丈の調整が入れやすい。メンズも全般に短め丈が気分になってきたけど、ここでは着丈を削るのでは無くブラウンジングで調整するという考えです。女子なんてへそ出しが復権してますね。あともう1つ改良を加えたのが袖のフライス。2cmくらい長くして、ここもテンションをきつめにしました。前作はビンテージのリバースよりリブ長は短かったですけど、反対に少し長くなったかも。太い袖からリブにかけて急に細くなるので、ここも溜まりがつきやすくなりました。下が、前作との比較。

 

 

 

 

素材は引き続き、村上さんが編み上げたスウェット生地。限界まで度詰められて適度なハリコシがあって、反対に裏のループは無撚糸でさらさらパウダリータッチです。タフでヘタれにくいのに柔らかい着心地で、当たり前ですが当時のものより格段に質も良いし手が込んでいます。そして色ですが、ボディの薄グレー霜降り、右袖のグレー霜降りはそのまま。変更点として、サイドのフライスをダークグリーン、ウエストリブがネイビーです。結構濃度があるので暗がりでは黒に見えたりもしますが、自然光で見ると色差がわかります。前作はサイドが明るめのブルー、ウエストが黒だったので、今作の方が締まった印象でしょうか。フライスは着て洗ってで、少しづつFADEしていくのも特徴です。

 

 

  

 

 

その他、肩線を省いたりは継続です。サイズは7で着丈68、身幅63、肩幅53、袖丈60です。8で着丈70、身幅65、肩幅55.5、袖丈62。寸法上はかなり大きく見えますが、絞るとこ絞ったので着てみると前作よりもややコンパクトに感じました。写真で着用は8です。7でも普通に着れます。元々“ドレトラに合わせるスウェット”のイメージで作った商品で、柄でも無地でも良いですね。あとウエストのフライスをブルーにしたので、デニム履いた時の上下の流れは綺麗だと思います。僕はこれに(今年は)デニムは履きませんが。緩めのジャケットなり、テーラードベストなり、ドレス要素あるものの中和剤になるので、“崩し要員”として色々とミックスしたいです。綺麗すぎず、カジュアル過ぎず、バランスが重要。ちょうどスウェットな気候になってきましたね。今週の柿乃葉の営業は10.8(土)のみ。10.9(日)正午に商品帖へ在庫を移します。

手記 21.12.23 _ 001 Sweat ( KM )

 

 

 

 

22.10.25- Sat

004 Sweat ( KM )
Cotton
Mix
7 / 8
33.000 tax in ( 30.000 )
kakinoha

手記 > 新”ELIZABETH”

新”ELIZABETH”

さて、今季もこのシャツがやってきました。今作もばっちり遅れましたが、まだ日中は暑いですし朝晩はオンタイムといったところかと思います。3度目のシャンブレー。タテがインディゴをFADEさせたものは変わらず、ヨコはムラ糸の晒していない原着色の生成りです。前回と見た目の大差はないと思いますが、少し茶味が薄くなって清潔感出たと言いますか、やっぱりシャンブレーはこのくらい薄いブルーの方が合わせやすいし小慣れて良いですよね。そして生地感ですが、気持ちオンスが軽くなっています。ムラ糸は糸自体に太い部分と細い部分があり生地に織り上げた際に自然な凹凸が出て、肌離れが良くなります。日本の気候にはさらに適したものになったと思います。あとこの生地は未洗いですが、サンフォかかっているので極端な縮みはないです。シャンブレーシャツの立ち位置はファッションの中で言うと攻めではなく守りであって、嗜好品ではなく日用品みたいな存在ですよね。アウトにインにと長い季節でスタメンを張れる、良い塩梅のものが出来たんじゃないかと思います。

 

 

 

 

エリザベスは今、一番着たいシャツを思い浮かべて作りました。素材は前回使用したDAVID&JOHN ANDERSONの超極細糸200双ポプリン。ツルスベのシルキーな着心地で贅沢の極み、これは着ていて本当にノンストレスで最高でした。そして今期この素材で着たい色がDJAのバンチに存在しなかったので、白の200/2をオーバーダイしてます。オリジナルで染めた色がLEMONとFUJIです。レモンは清涼感のある爽やかな黄を目指していて、そこにうっすらとクリームが入る薄口のイエローです。以前、DJAのロイヤルオックスのイエローを取り扱いましたが、それよりも彩度高め。イエローのシャツは一昨年くらいから着始めました。ベージュ、カーキ、ブラウンなど自分のベースカラーにすこぶる相性が良くて、意外にも秋冬に映える色です。でもってインディゴのデニムに合わせても清潔感あってカジュアル過ぎないという。今まで敬遠していた方には鮮度高めで高揚出来ると思いますし、着てみると案外難しくないですよ。今まで冬のダークトーンにちらっと白を差して抜け感を出していたような感覚で取り入れたり、セットアップに刺すのも良し、Tシャツの上にフロント全開にしてアウターの中に重ねるのもおすすめです。幅が広がると思います。

 

 

 

 

そしてFUJI。富士でなく藤です。これも薄いパープルという男性があまり着ない色をベースにサックスに近づけるように色出ししました。パープル系も同じで自分のベースカラーに合わせやすい。青みのパープルから、赤みのサックスといった具合に室内と日光の下で見え方が変わります。爽やかだけど大人っぽい、絶妙な色になったと思います。ちなみに前回のBlueの刷毛目と並べてみると全く別物です。下の写真で比べておきます。ちなみに染めと洗いが入っている状態なので、縮みはありません。FADEもほとんど無いと思います。

 

 

 

 

ドレス工場での細かな運針、手仕事のグリカンや、ガゼットなど全て継続ですが、今回は少しサイズに微調整を加えました。まず襟ですが、気分的に脱カジュアルでショートポイントでは無くなってきたので、角度はキープしつつ7mmくらい出しました。そして裄丈、着丈を少し出しました。身幅はキープです。今回の微調整でやや縦長になりドレス要素を強めていますが、基本コンセプトは変わらず“ジャストサイズでもオーバーサイズでもない”やや緩めのドレスシャツです。MAATEEのインラインのレギュラーカラーとの違いをよく聞かれますが、パターンもオリジナルなので全く異なります。大雑把に言うと柿乃葉版の方がコンパクトです。各所サイズは2で肩幅45、身幅56、着丈83、袖丈64。3で肩幅46、身幅58、着丈85.5、袖丈65です。またエリザベスの価格についてですが、前回までは松村さんの漢気で柿乃葉版はかなり安く出させてもらってましたが、為替変動でのユーロの影響と、後染めの工賃など含めて上がってます。MAATEEのインラインと同等です。シャンブレーは国産なのでステイです。あと一部納品が間に合っておらず全量入りきっていません。ご来店の方で、当該品が在庫切れの場合のみ、商品確約でご対応いたします。いつも、ギリギリですみません。今週は9.30(金)、10.1(土)と2日間営業します。在庫があれば10.2(日)の正午に商品帖に更新します。並びある際は少しお待たせする可能性がありますのでご了承ください。

 

 

 

 

22.9.30- Fri

Ex Chambray Loose Dress Shirt
Cotton Chambray
Fade Indigo
2 / 3
33.000 tax in ( 30.000 )

Ex ELIZABETH Overdyed Loose Dress Shirt
200/2 Cotton – DAVID&JOHN ANDERSON (UK)
Lemon / Fuji
2 / 3
49.500 tax in ( 45.000 )

MAATEE&SONS

 

手記 > 003 Dress Trousers ( HS ) / 一般発売

003 Dress Trousers ( HS ) / 一般発売

 

7月に行なったドレトラの“003”の受注会では、沢山のオーダー有難うございます。そして無事に届きました。今期どのブランドも遅れている中だったのでひと安心。今週土曜にはオーダーいただいた全ての方に送り出し完了予定です。そしてかなり少量ではありますが、一般発売分を用意できたので土曜に発売します。僕も今回また2本新調したんですが、生地と色違いでもう8本、9本くらいになりました。ボトムスは惚れ込んだ形が決まると、そればっかりになってしまう、この男性特有の固執癖みたいなものは、女性にはあまり当てはまらないらしいですよ。次回作はまだ未定ですがおそらく来年で、春夏の提案になると思います。今作については前回の手記を読んでもらいたいです。一般発売のウエストの仕様はサイドアジャストになります。店舗で裾上げを承ることが出来ず申し訳ありませんが、丈は詰めだけでなく、いくらか出しも可能です。土曜発売、在庫残れば日曜正午に商品帖に移します。

22.7.21- / 手記

 

 

 

 

22.9.24 Sat-

003 Dress Trousers ( HS )
7 / 8 / 9
Ivory Check  _ Wool Saxony ( Dead Stock / UK ) / 63.800 tax in ( 58.000 )
Rainbow _ Wool Chambray Serge  ( Original ) / 69.300 tax in ( 63.000 )
kakinoha

 

手記 > The Crooked TailorのM-59がすごい

The Crooked TailorのM-59がすごい

さて、また新しいブランドのご紹介です。The Crooked Tailorの中村さんとも1通のメールから繋がりました。コレクションを見せてもらった時に初めて会ったのですが、物腰低く小柄な体からは想像もできない、大木のような人でした。長野に移住した今もブランドの運営は自身のみで行っており、一部の商品は敷地内にあるアトリエで自らデザイン、型紙、カッティング、仕立てまで行っているそう。もちろん全てのオーダー内容をチクチクと1人で仕立てるなんてのは途方もないことで不可能らしく、外注は当然使うのですが、彼の考える物作りがあまりに緻密で求めるバーも高く、納得の上がりになる外注先は数少ないとのこと。さきほど一部は全て自らとありますが、例えばパンツはどこに出しても満足のいく上がりにならないらしく、1から10まで自分でやるしかないと仰ってました。あとはこの生産体制だと取り扱い店舗を増やせないらしく絞り込んでいて、全国で10もないそうです。「オーダーいただいても全量作れないことが多々あって。そうなったらすみません」とも言われてましたからね。入荷して良かったです。ブランド名でもある“ひねくれた仕立て屋”とはそういう意味ではないですが、実際に袖を通せば、普通のテーラーとは別ベクトルの”ひねくれ”が理解できると思います。

 

 

 

 

 

中村さんのこだわりに対抗して?僕の方も一球入魂な仕入れです。22AWコレクションでダントツに気に入ったこのコート、これはすごいです。所有欲満たされます。スウェーデン軍のM59のフィールドコートをベースにしたもので、当時のオリジナルは殆どがオリーブ(サックスぽい薄い青とかもある)だと思いますが、中村さん編集のこれはMidnight Blueと名付けられた青。この色がまた抜群に良い。ヨーロッパでMidnight Blueは最もフォーマルな色とされており、その名の通りもっと黒に近い濃紺を指したりすると思います。個人的な初見ではイギリスの青、ロイヤルブルーを感じます。ディテールなど見るとM-59から割と忠実です。オーバーコートらしいシルエットは据え置きつつドルマン気味になっていて、腰のドローコードをきつめに絞った時の急角度のAラインがかっこいい。生地はコットンに軽くピーチかかっていて、気持ちストレッチも入るのでとにかく着やすいです。そしてフレンチワークもので出てくるようなバラバラな色のボタン。オリジナルのM-59にはボアのライナーが付きますが、これも同じ構造でデザインされていて、ボタンで外と内を合体できるようになっています。このライナーがまた最高で両面着れますし、特にグレーのウール面を外に着た時のこなれ感が好きです。外装の違いで3パターンが成立しますし、これを単体で着るのか、ライナーと組み合わせるのかで、3シーズン着続けることができるわけです。ここでもジャストなGジャンはどの組み合わせとも好相性でした。ミリタリー由来でさらに製品洗いしたカジュアルなコートなので、ドレトラでバランス取りましょう。

 

 

 

 

サイズですが、46で身幅74、着丈102、肩幅57、袖丈56、48で身幅76、着丈104、肩幅58、袖丈58です。僕で着用は48で、46だと袖丈が気持ち足りないです。身幅はどのサイズ選んでも寸法だけ見ると大きな設定ですがドローコードで絞り込めばすんなり収まりますし、46か48かは裄丈で判断するのが良いと思います。かなりどうでも良い話ですが、大学時代ボクシング部で「長いリーチを生かして戦え」と先輩に言われてました。台風が過ぎ去って急に秋がやってきましたね。ライナーを外して、割と早く出番は回ってきそうですよ。今週も土曜日だけの営業となり、在庫が残れば日曜に商品帖にアップしますが、カート決済がNGなブランドです。遠方の方は、問い合わせからメールを往復させてもらってからのご対応となります。

 

 

 

 

22.9.24- Sat

Swedish Army Field Coat “M-59”
Main _ Cotton98 Polyurethane2
Lining _ Wool90 Nylon10 ( Gray ) × Cotton ( White )
Midnight Blue
46 / 48
283.800 tax in ( 258.000 )
The Crooked Tailor

手記 > 深ミドリのフレンチジャケットの話

深ミドリのフレンチジャケットの話

 

US古着全体に言えますが、特にリーバイスはデニムだけでなく、Gジャンの高騰も異常ですね。サイズで言うと10年くらい前は36とか38が需要あったのに、ここ何年かは42とか44とかの方が主流で。その位の大きいサイズは昔誰も買わなくて安かったですよね。自身が所有しているGジャンもジャストばかりなので離れていた時期ありましたが、去年くらいからまたスイッチ入ってきて良く着るようになりました。とは言え肩の落ちたジャケットやローゲージのカーディガン、コートの下に着たり、ジャストなベストや丈の長いバンドカラーシャツの上に着たり。松村さんも「コートの中に」って言ってましたね。見た目はベーシック寄りですが、着こなしとしてはヒネってもらえればと思い作ったのが今作です。

 

 

 

 

 

作ったと言っても、サイズも求めていたジャストフィット、デザイン的にも申し分なかったのでいじったのは色だけです。この色に至ったのは、過去にフランス製の深ミドリのブルゾンを所有していて、それが本当に好きだったので。VETRAでもLe Laboureurでもなく何のブランドか出てこないですが、でもその界隈のデイリーなフランスブランドだったと思います。このモス系の深いグリーンが当時やけに大人になった気分で、ロン毛に髭でBragentのグレースラックスとかに合わせて、冬になるとPコートやトレンチの下とかに挟むのがお決まりでした。

 

 

 

 

あと、もう一つオリジナルデザインがありました。サイドのアジャスト部分にボタンが2つありますが、この1つのみをブルーのボタンにしてもらってます。松村さん的アクセントで。ここは開けて着た方がかわいいです。この手の短丈ジャケットは、とにかくワイドボトムスとの相性の良さが際立ちます。ドレトラなら無地も柄もバチッとハマります。もちろんVOLTONにも。太デニムで直球ワークでいくなら何かそこに違和感は欲しいところ。

 

 

 

 

最後に商品の詳細を。素材はチノクロスで、ヨコにネップ糸が入ります。コンディションを一定化するためにシルケットをかけるのが一般的なんだそうですが、これはラフ感を出すためにシルケット無しで仕上げ染めしています。結構ダマダマがあってなんとも良い雰囲気です。デザインはフランスのワークやサイクリング系からで、パターンとしては前身をスッキリ見えるように作り、後身と袖に気持ち幅を出して窮屈感を無くしているそう。とは言え昨今のジャケットと比べるとジャスト感があります。インラインの色出しはラングラーのチャンピオンジャケットからで、象徴的な赤が良かったのでこれもほんの少し仕入れました。なのでフランスデザインに、色はアメリカから。そしてチャンピオンジャケットには実は同じようなグリーンもあるんですよね。ぜひ、調べてみてください。サイズは2で身幅56.5、着丈64、肩幅48、袖丈63、3で身幅58、着丈65、肩幅49、袖丈64です。着用は3です。先述のパターン的に多くの方が3でも良さそうと思えるフィット感ですが、細みの方や小柄な方は2もご検討ください。袖丈は2でも長めです。発売は17日(土)で、今週はこの日のみ店を開けます。日曜正午に商品帖に在庫を移します。

 

 

 

 

22.9.17- Sat

Ex French Work Jacket / Green
French Work Jacket / Red
Cotton
2 / 3
49.500 tax in ( 45.000 )
MAATEE &SONS

手記 > ミリデニスラ

ミリデニスラ

22AWの展示会中に松村さんから「面白いパンツ作ったんで見てください」と。それが“俺の軍パン”なるルーズなボトムスでした。ズレたベルトループにサイドアジャスト、太めの持ち出しに太めのフラップ、ド深なアウトタック、内側のスレキの処理など、とにかくディテール萌えしてしまうこの1本。「めちゃ太くて、難しいかもですが」と前置きはありましたが、いえ、これは僕の得意分野です。試着して一瞬で気に入りました。当時、心躍る新たなデニムに久しく出会ってなかった時期でもあってアンテナ張っていたんですが、ついに見つかりました。このデニム版がそれだと。ほどなくして“ミリデニスラ”は出来上がりました。この原型である“俺の軍パン”の詳しいあれこれと熱量はMAATEEのInstagramを見てみてください。

 

 

 

 

定番的なインディゴはもちろん、生成りも絶対的に必要で、2パターン作ってます。どちらの生地もMAATEE&SONSインラインで使用したことのないもので、インディゴは別注で作ってもらったタテ強撚のデニム。生です。とにかくカリカリが強く僕が今まで履いてきたデニムの中でもダントツにドライタッチで、肌にあたるさらさら感が心地良い。いや、ザラザラと言った方が合っているかも。ベタつかない素材で筒も広いのでオールシーズン履けると思います。生成りの方はたてにムラ糸を使ったナチュラルデニムで、漂白していない原着色。生地の状態で洗っています。所謂“無染”で、近くで見ると茶の粒々がチラつきます。去年の冬にカシミヤジャケットとドニカバに合わせるための、白じゃない生成りのペインターを古着で探している時期があって、これはペインターじゃないけどそのイメージです。当の古着の方は100点のものが見つからなかったんですが。インディゴと違って強撚ではなく、自然な毛羽立ちと柔らかさ、落ち感があります。生地はどちらも12オンスくらいです。

 

 

 

 

サイズ測ってみました。インディゴの1で胴囲43 股上31 股下84 ワタリ40 裾幅24.5、2で胴囲44 股上31.5 股下85 ワタリ41 裾幅25.5です。生成りは少しサイズがブレていて、これより股下が3cmほど短く上がってます。パターン設計が面白く股上は前身よりヒップ側がかなり深く、先述の股上はシーム計測ですが、股の付け根位置までの直線距離を測ると40cm近くになります。かなり深い股上です。偉そうにこのパンツを“得意分野”と書きましたが、最もな攻略方法はハイウエストで絞ることだと思っています。サスペンダーで吊るかの如く、高く高く。そうすると極太ラインも良い具合に落ち着き、スタイル良く履けるはずです。写真ではどちらもサイズ2を履いています。裾はアンフィニッシュで柿乃葉ではボトムスの裾上げが出来ず申し訳ありませんが、基本は丈つめするスラックスということになります。写真では超ハイウエストで履いているので、ブーツで履くと直しせずに履けるくらいまでになりました。ふらしのままで、裾に軽さ出すのも悪くないかと。ディテールコンシャスではありますので。インディゴはサンフォ入ってますが、生なのでここから2〜3%の縮みがありそうです。なので裾上げするのは洗った後ですね。洗ったらプレスし直しましょう。問い合わせ沢山いただいた件、柿乃葉では予約や先の通販は受けておりませんのでご了承ください。今週は9(金)、10(土)と店を開けます。在庫分を11(日)の正午に商品帖に掲載します。

 

 

 

 

 

 

22.9.9- Fri

Ex Military Denim Slacks
Cotton
Indigo / Kinari
1 / 2
46.200 tax in ( 42.000 )
MAATEE&SONS

手記 > ensou. / Ex Doni’s Coverall 受注会

ensou. / Ex Doni’s Coverall 受注会

 

ensou.のドニスカバーオール。ドニカバ。4シーズン前にこの服を見たことから、ensou.の取り扱いがスタートしました。正直、西川さんと僕とではこれまで全く違うものに影響を受けて育ってきたと思ってるし、ensou.のコレクション全てのピースを理解しようとしても難しいのは事実。彼はデザイナーであり表現者といった方がしっくりきますし、音楽や映画からの物作りは正直ピンとこないものも多い。自分が共感出来るものも限られていると思ってるし、西川さんも僕に対して全てを見てくれと思っていないはずです。でも彼が作るものに強いメッセージと魂がこもっていて、他の服では到底味わえない高揚感を得られることは強く認識しています。この服はかつてのアメリカの作業着であるカバーオールを、西川さんの有するパターン、テーラーリング技術を独自解釈でもって作られた構築的な服です。ボタンホールのみ外に出し、それ以外は全てデザイナー自らが手縫いも入れながらアトリエで作ります。今回は4シーズン前に発売したFOXのオリーブチェックのカリカリウールをイギリスから取り寄せてもらい、再リリースします。その時に僕用も作ってもらって、今所有している全ての服をだーっと並べても最も愛着のある服です。この色、柄、生地といい、ブリティッシュ顔でドニカバとの相性はベストだと思っています。ensou.インラインとしてはその後、ドニカバはもう作られていないので、柿乃葉だけの復刻のような形です。写真は私物のLサイズで、今年の春にクリーニングに出してばっちりシワが伸ばされましたが、この撮影後にまた洗濯機で水洗いしたので受注会ではもう少しシワ感があるものが並びます。普通で考えると水通しNGですが、このカリカリウールはタフなのでびくともしませんね。長く永く着れると思います。寒いのが苦手な方は1月、2月は外すことになると思いますが、僕は中にカシミヤニットを着て真冬もずっと着ていて、11月から4月くらいまで年の半分くらいはラックの先頭にかかってました。今回のラインナップの中でも唯一トラ感あって大人っぽく、ドレトラの無地、とにかくデニムに最高に合います。僕はブルーやグレーのストライプのドレトラにも柄ガラで合わせたりしてました。過去の手記はこちらをご覧ください。ドニカバの構造のこと等はここに書いています。

 

 

 

 

 

あと、数着分のみになりますが、未化炭のウールシルクも用意しました。牧草地を歩き回る羊の毛には草や植物の種などが沢山付いていて、日本で使うウールはその殆どがカーディングした後、熱を加えて付着した植物などを化炭処理して取り除きます。その工程を行っていないのが、未化炭ウール。本来備わった羊毛の脂分も残りますし、おまけにイガイガも多少混ざってきます。タテのシルクに交織したensou.の最初期に作ったオリジナル生地で、これまで私物や女性用に使ったくらいで、メンズコレクションでは使わなかったと聞きました。生成り寄りの明るめサンドのヘリンボンで、アウターだと王子様系になりがちで合う人、合わない人は分かれるんじゃないかとは思います。色白で薄顔な方は似合いそうです。個人的にはコーディネートにハズしをいつもより強めに入れたくなります。これは着用サンプルとしてMを作ってもらいました。写真の通りでサンプルはボタンホール開けとウォッシュが間に合っておりません。申し訳ないです。もちろんフィッティングは可能です。納品時は水洗いします。

 

 

 

 

 

そしてカシミヤで、スペシャルな1点ものを作ってもらいました。生地がこれしか無かったんです。少し緑かかっていて、ライトカーキ的な感じのベージュ。腰ポケに見えるのは反物の最後に付けられる旗屋の生地品番で、場所を指定してフラップに付けてもらいました。チェーンステッチで雰囲気ありますよね。受注ではなく、先着でお気に入りの方へすぐのお渡しになります。サイズはLです。

 

 

 

 

 

さて、今回の購入方法は下記の2通りです。受注2型と即売1型となり、一般発売は行いません。受注分の納期は11月を予定しております。どの素材も用意している生地在庫により受注終了する可能性があり、先着順としてお受けいたします。店頭受注が優先となります。下記、サイズ寸法となります。生地の厚みなどにより多少の差が生じることがありますので、ご了承ください。

M _ 着丈(前身頃)81 着丈(後身頃)76 胸囲58 肩幅49 袖丈61
L _ 着丈(前身頃)83 着丈(後身頃)78 胸囲61 肩幅51 袖丈62

 

①店頭受注
8.27 (土) – 8.28 (日)  /  納期 22年11月予定
今週の土日、柿乃葉で受注会を行います。アポイントの方を優先して接客させていただきます。下記より日時を選び、HPの問合せの方に第3希望までをメールください。先着順となりご希望から空いているタイミングで抑えてお返事します。Olive CheckはサイズL、Sand HerringboneはサイズMで用意しており、素材を実際に確認しながら、自分のサイズを特定できます。他の商品も置いておりますのでどなたでもご入店可能ですが、受注希望の方は空いている時間をお伝えいたしますので、タイミングによっては長時間お待ちいただく可能性があります。お支払いは前払いで現金、または各種クレジットとなります。

 

Appointment
8.27 (土) – 8.28 (日)
①12:00- ②12:40- ③13:20- ④14:00- ⑤14:40- ⑥15:20- ⑦16:00-

氏名、電話番号、住所、日時の第3希望までを明記の上、HP<問合せ>よりご連絡ください。
info@kakinoha-kamakura.com

 

②商品帖受注
8.28 (日) 18:00 – 8.29 (月) 23:00  / 納期 22年11月予定
サイズはM、Lからとなります。生地切れでご購入いただけない可能性がありますので、ご了承ください。各寸法を表記しておりますが、生地によって若干の差はご容赦お願いいたします。8.28(日)18時を目処にページが更新され、8.29(月)の23時に締め切りとなります。お支払いは前払いで各種クレジット、銀行振込となります。火曜には発注をかけますので、銀行振込の方は8.30(火)正午までのお振込みが期限となります。

 

 

 

 

Order Event – Ex Doni’s Coverall / ensou. –
22.8.27 Sat – 22.8.28 Sun

Ex Doni’s Coverall
Olive Check  _ Wool ( Fox Brothers & Co. / UK ) / 165.000 tax in ( 150.000 )
Sand Herringbone _ Wool55 Silk45 / 159.500 tax in ( 145.000 )
M / L
Delivery Date _ November 2022

Beige _ Cashmere / 220.000 tax in ( 200.000 )
Only L
ensou.

手記 > 久々にインライン

久々にインライン

NICENESSのREIDは1950年代のヨーロッパのドレスシャツがベースとなったモデルで、発色の良いオレンジとミントグリーンが気分だったので仕入れました。1枚で着るのも良いですが、ベストに合わせたりジャケットのインに刺すだけでも去年とは違う新鮮な着こなしが出来上がります。僕でもMで十分の大きさだったので、Lは仕入れてません。

 

 

 

 

COMOLIはずっと展開しているベルテッドデニムがリニューアルです。「チャコールかダークネイビーのワントーンばかり着ていると、今までのブルーやブラックデニムの色がカジュアルすぎる気がしてしまって、今回はどちらとも色を暗くしたんです」と小森さん弁。個人的には暗めワントーンからは遠のいているものの、そういったデザイナーの強いエゴで作られた商品は外せなくてセレクトしたくなります。ブリーチの5Pはリピートです。COMOLIを好きな方はサイズアップで着る方が殆だと思うので、敢えてここではサイズ1を細めに履いてみました。丈は僕で9.5分丈くらいになりますが、かえってシャープな見え方になると思いますし、先週発売したANSNAMとの共作ベストの02の方を羽織ってみたら、白T、デニムといった何でもないスタイリングも締まります。今週は久々に金土と営業して、在庫残ったら日曜の正午に商品帖に更新します。デニムは2型3モデル同時発売しますが、1モデル1点まででお願いします。

 

 

 

 

22.8.19 Fri – 8.20 Sat

REID
Cotton
M.Green / C.Orange
M
42.900 tax in ( 39.000 )
NICENESS

Denim Belted Pants
Cotton
Navy / Black
1 / 2 / 3
37.400 tax in ( 34.000 )
COMOLI

Denim 5 Pocket Pants
Cotton
Bleach
1 / 2 /3
41.800 tax in ( 38.000 )
COMOLI

手記 > ANSNAMとTailored Vest

ANSNAMとTailored Vest

 

ここ数年は海外ブランドでない限りリサーチすることは殆どやってなくて、ご縁とタイミング任せ。ブランドビジュアルを足掛かりにアポ取ってコレクションを見ると「あれ、何にも感じない。好きじゃない」ていう事が多い。不思議と最近は個性的で面白いブランドさんから声をかけてもらって、それが本当に素晴らしい作り手との出会いとなり、柿乃葉らしいスタンスで仕事する機会が増えてきました。MAATEEやensou.、そして今季から取り扱うブランドもそんな始まりです。ANSNAMも聞いたことはありましたが、見たことは無く。港区のアトリエで中野さんに会った時、熱心に蘊蓄を語るタイプでもなく、とにかく飄々(ひょうひょう)としていて「また初めて会うタイプのデザイナーだ」と思ったのが第一印象でした。殆どの商品を試着してANSNAMの世界観はしっかりと体で覚えて、その時はタイミングじゃなかったので「また次呼んでください」と。そこから3シーズン経って中野さんと作った第1作目がベストです。

 

 

 

 

以前にも書きましたがベストは大好きで、季節の変わり目には特に欠かせません。ワークやミリタリー顔のカジュアルなベストの気分はなく、本家パタンナーである中野さんと組むならテーラー仕立てのピリッとしたものが着たい。今回はジレの要素と、袖付けする前のテーラードジャケットの合いの子のような出立を目指してます。選んだ生地は割と番手はありながら光沢も備えたアイリッシュリネン。タテヨコが青緑とベージュ系のシャンブレーで、これがすごく魅惑的な色合いで、ネップやフシなどリネン本来の粗野な部分も加わって気に入っています。デザインの最大の特徴がラペル部。上襟を丸ごと省いたような意匠で、生地の余剰をひっくり返しただけのような、気の抜けた雰囲気があると思います。そして、ラペルのみ生地を裏使いさせているのわかりますか。ボディはグリーン勝ちですが、ラペルはうっすらベージュ勝ち。

 

 

 

 

 

ダーツ位置やパターンが独創的で、合わせとしては3Bの段返り気味。真ん中のボタンだけ止めると、裾に向かって強めにカーブしながら外に逃げていきます。とは言えクラシックスタイルでは無いので、ラペルを開いて上まで留めても良いし、羽織るように着るのも良いです。裏地はANSNAMオリジナルのキュプラストライプ。サイズは02と03を用意しました。02で身幅50、着丈72、肩幅45、03で身幅52、着丈74.5、肩幅47です。写真では僕(177、66)で03を着ています。少しゆとりある感じで、カマも深く取ったので中が薄物だと02も普通に着れました。ベストの着こなしは自由で幅広いですし、何でも無いスタイリングを劇的に変えてくれたりもします。スメドレーのニットでも、ドレスシャツでもカラーシャツでも、お気に入りの古着のTシャツでも。

 

 

 

 

今回はドレトラに合わせましたが、すかすかに色抜けしたデニムや、軍パンとかに合わせてもハマるはずです。カバーオールとか羽織りの内側に挟むのも良いですね。今週の営業日は明日のみ、発売8.11(木)からです。週末営業はありませんので、お気をつけください。8.12(金)の正午頃に商品帖に更新します。発送は8.19(金)を予定しています。

 

 

 

 

22.8.11- Thu

Ex Tailored Vest
Linen ( Ireland ) / Lining _ Cupra
Khaki
02 / 03
63.800 tax in ( 58.000 )
ANSNAM

手記 > マドラスカディのカウボーイにハサミ入れてみた

マドラスカディのカウボーイにハサミ入れてみた

 

前回好評だったこちらの後継作的な立ち位置。今回は手織りカディ、アメリカンなインドマドラスのカウボーイシャツ。22SSにensou.が発表したインドの手織り生地のシャツが、このブランドぽくなく、それがまた新鮮で個人的にも頻繁に着ています。西川さんにざっくりとカディウエスタンのイメージと7月にリリースしたいと相談してから、後日に探してもらった中から生地を2色選んだ時もまだ着地は決まってなくて「西川さんに普通なものは求めていないので、ensou.らしくやっちゃってほしいです」「一回作ってみてから、雰囲気見てどうするか考えますね」と、そんな感じで進行しました。このシャツもデザイナー自らミシン踏んで作っていますが、完成後での思い切りの良いハサミ入れが今作の見所となりました。ザクザクとヨークに穴を開け、カフスを切断してからテレコにして縫い直すという妙技。任せて良かった。これは自分では思いつきませんね。「両方やると子供っぽくなると思うんで、ヨークもカフスも片側だけで」と。柄と柄が馴染む感じもあってパッと見は一見普通なんですけど、良く見ると全然普通じゃないんですよね。このくらいの匙加減が僕はすごく好み。きっと西川さんもその具合を知っていて、丁度良い攻め際を狙ってくれているんだと思います。

 

 

 

 

カフス裏や台襟の内側はチャーミングマン等と同じ仕様のensou.オリジナルの白いシルクリネンです。襟を潰して着たり袖捲りした時に、覗いてきます。未洗いでの納品でしたが、これは洗った方が断然雰囲気出ます。数枚だけ洗いましたのでご承知ください。サイズはMとL。Mで身幅59、着丈80、肩幅46.5、袖丈60.5、Lで身幅61、着丈82、肩幅48.5、袖丈62です。僕でLを着ています。ビッグサイズではないです。色はどっちも良いので迷うと思いますが、僕が思う印象としてはNavy Plaidの方は60sのプレップとかトラッドな香りがあって、White Plaidの方はもっと70s-80sとかのアメカジ寄りでカウボーイとの相性はすんなり、そんなイメージです。NICENESSのトロミあるカディとかと印象違って、もう少し手織り感あるざらっとした生地です。勿論合うんですが直球にデニムに合わせてかっこいいのはキムタクくらいなので、自分はドレトラですね。パンツは綺麗に、上はよれよれ。Vシルク、タンク、素肌で今時期から着れますし、先はVニットとか、カーディガン、肩がしっかり乗ったきれいなテーラードとかに合わせる感じも良さそうです。明日7.30(土)のみ店を開けます。在庫は日曜日の正午に商品帖に更新します。

 

 

 

 

 

22.7.30- Sat

Ex Madras Cowboy Shirt
Khadi Cotton ( India ) / Silk50 Linen50
Whte Plaid / Navy Plaid
M / L
46.200 tax in ( 42.000 )
ensou.

手記 > 003 Dress Trousers ( HS ) / 受注会

003 Dress Trousers ( HS ) / 受注会

 

ドレトラ秋の新作の受注会です。明日からスタートします。以前、齋藤さんから見せてもらったデッドの英国生地(というか切れ端)が頭から離れず、同テイストで生地から作ることにしました。ドレトラで生地から仕込むのは勿論初ですが、これは探しても見つからないので。組織としては2:2のサージでタテヨコ共に英国シェットランド。シェットですが特有のざらつきやハリはおとなしく、ちくちく感なく光沢あって見るからに良い生地です。モヘアよりもっとしなやか。タテは黒です。そしてヨコが飛んでいてベースはカーキ系ですが赤、黄、青、ターコイズ、オレンジなど発色系の強い色がちらちらと混じっていて、タテの黒と織り合わさった時にどこにも属さないような見え方になります。遠目からはチャコールグレー、深いカーキ系、ブラウン系といったとこでしょうか。そして間近で見ると生地の中からレインボーです。組織だけ見ると懐かしいカントリー感もあるんですけど、エレガントで憎らしい生地ですね。着こなしは、簡単に言うと何でも合います。今年はやっぱり色ものと合わせたいですね。これはサイドアジャストにしてますが、黒やブラウンのベルトにも合うのでベルトループもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つが英国製のデッド生地。サキソニーでうっすら起毛が入っています。寒くなって重たくなってくる季節は、ホワイトデニムとかカツラギとか履きたくなってきますよね。その感じのドレトラ版が出来ないかなと思っていて、たまたま見つかったのがアイボリー系のウインドーペン。前回の“チノ見え”のシャンブレーツイルよりもさらに薄めのサンドです。これが無地だと王子様系になってしまいますからね。このウィンドーペンの入り方が歪つで機械的じゃなくて良いんですよね。着こなしも今回は同系色のニット合わせましたが、案外色々なもののハズしとして合わせやすいと思っています。古着のスウェットも良いし、カラーニットで爽やかにこなしても良し。冬にダッフルとか着て少しの分量見えても抜けもあるしトラッド感も出てきますし。上級者はこっちの方が新鮮でしょうか。どちらの生地も秋から春にかけてという感じです。そこまで厚手ではないので、真冬は厳しいかもしれません。その他、斎藤さんとのドレトラに関してのディテールやサイズ選びの詳細は以前の手記を見てください。近々となりましたが店頭受注のアポイントはこれから先着順で承りますので、下記まで確認お願いします。

 

 

 

 

 

 

Order Event – 003 Dress Trousers –
22.7.22 Fri – 22.7.23 Sat

003 Dress Trousers ( HS )
Ivory Check  _ Wool Saxony ( Dead Stock / UK ) / 63.800 tax in ( 58.000 )
Rainbow _ Wool Chambray Serge  ( Original ) / 69.300 tax in ( 63.000 )
7 / 8 / 9
Delivery Date _ September – October 2022
kakinoha

 

さて、今回の購入方法は下記の3通りです。前回と少し異なります。用意している生地在庫を使い切りましたら受注終了する可能性があり、受注は先着順となります。一定の生地在庫がある際はお渡し時期に一般発売を行います。予めご了承ください。下記、一般発売の際の規制サイズです。

7 _ 胴囲78 股上31 股下70 ワタリ36 裾幅25.5
8 _ 胴囲82 股上31.5 股下72.5 ワタリ37 裾幅26
9 _ 胴囲86 股上32 股下75 ワタリ38 裾幅26.5

 

①店頭受注
7.22 (金) – 7.23 (土)  /  納期 22年9月-10月予定
今週の金土、アポイント制にて柿乃葉で受注会を行います。下記より日時を選び、HPの問合せの方に第3希望までをメールください。先着順となりご希望から空いているタイミングで抑えてお返事します。Ivory Checkはサイズ8、Rainbowはサイズ9で用意しており、素材を実際に確認しながら、自分のサイズを特定できます。また受注の方のみ、ウエストを標準仕様のサイドアジャストか、ベルトループから選べます。ウエスト寸は3サイズ展開からでいじれませんが、裾の長さをこちらで計測して合わせて仕上げます。アポイントの方を優先しますので、タイミングによっては長時間お待ちいただく可能性があります。お支払いは前払いで現金、または各種クレジットとなります。今回はテーラーの齋藤さんは不在です。

Appointment
①12:00- ②12:45- ③13:30- ④14:15- ⑤15:00- ⑥15:45- ⑦16:30-

氏名、電話番号、住所、日時の第3希望までを明記の上、HP<問合せ>よりご連絡ください。
info@kakinoha-kamakura.com

 

②商品帖受注
7.23 (土) 18:00 – 7.24 (日) 23:00  /  納期 22年9月-10月予定
サイズは7、8、9からとなり、股下のサイズを規定の70、72.5、75から選べます。例えばサイズ7の場合は股下70となりますが、サイズ7で股下75といった選択も可能です。また既に過去のドレトラをお持ちの方など股下寸がわかる方は、<その他>をお選びいただき備考の欄に<股下●●cm>とお書きください。その長さで仕上げます。ウエストも標準仕様のサイドアジャストか、ベルトループから選択可能です。7.23(土)18時を目処にページが更新され、7.24(日)の23時に締め切りとなります。お支払いは前払いで各種クレジット、銀行振込となります。月曜には発注をかけますので、銀行振込の方は7.25(月)正午までのお振込みが期限となります。

 

③一般発売
9月 – 10月発売予定
受注を終えて生地在庫がある際は一般発売を行います。標準仕様のサイドアジャストモデルのみとなります。裾丈が合わない際はご自身で裾直ししていただく形となり、短くてもいくらか裾出しも可能です。ご来店時に裾の長さをお測りしてお伝えします。店頭発売して在庫が残りましたら、商品帖での発売へと移ります。

手記 > トラのアクセ

トラのアクセ

 

 

 

カラーソックスについて聞かれることが多かったのですが、この分野で1番好きなのが王道パンセレラ。ウールとかカシミヤとかも勿論良いですが、中でもマーセライズ加工されたエジプシャンコットンは特に発色がストレートで良くて、ナイロンがしっかり入っているからか薄手なのに強度もなかなかのもの。リブの大きさもフィットも好きですね。トラローファーに合わせたい色を4つ選んで、“柿乃葉セット”として発売することにしました。ジャケ買いしたくなるくらい渋い箱付き。このくらいのわかりやすい色から選べると楽しいですよ、この靴が活きます。トップスやポケットに差したバンダナやらと色合わせしたり、ワントーンにバツっと入るだけで一気に全体の印象が変わります。ブランドの適正サイズみたいなものは一応あるんですが、柿乃葉ではフリー扱いでSのみ。伸縮も良いので大足の方で無ければ大抵はいけると思います。

 

 

 

 

あとBrandyカラーのオリジナルクリームも販売します。コードバンと言えばのホーウィンは着色後にクリアの塗装をするらしく、それによって色が入りにくく、ウィスキーやシガーなど淡色も極端には変わりにくいみたいなんですが、イタリアンコードバンは手作業のナチュラルななめしで限りなく無垢な状態なので、クリームやワックスの油分を含むことで色が濃くなります。今回のBrandyのような薄色は特に。僕は頻繁に手入れするので、グラデーションぽく深めに染まって色っぽく育ってますが、淡色のままで保ちたいという方は無色クリーム、無色ワックスが良いと長谷川さんに聞きました。ただ所々は薄くなるかもです。その辺の色の仕上げ方はオーナーの嗜好によりますね。この辺の靴周りのアクセサリーも明日より発売します。クリームの商品帖アップはありません。

 

 

 

 

22.7.16- Sat

Short Hose 4 Colors Set
Cotton70 Nylon30
4 Colors
F ( S )
13.640 tax in ( 12400 )
Pantherella

THE CREAM
Brandy – kakinoha Original
3.630 tax in ( 3300 )
Brift H

 

 

 

 

手記 > 一般発売 Brandy Cordovan

一般発売 Brandy Cordovan

 

ご無沙汰しています。急ですが明後日土曜、1ヶ月ぶりに開店します。ブランデーコードバンのトラローファーの一般発売分です。用意したのは39.5から41までの4サイズ。受注もした後ですので、在庫は多くないです。先だっては全員がシューツリーを一緒にオーダーされていたので、一般発売はシューツリーセットのみとしました。長く履くにはビタッとはまるシューツリーはマストです。何回か書いていますが、ローファーは革靴の中でもフィッティングが難しいです。関東近郊の方はご都合つけば足入れして決めてもらうのが良いかと思います。トラローファーについての詳細は下にリンク貼りましたので、過去の手記をお読みください。デザインも矯正カウンターもコードバンの色出しも、全てこの靴だけのオリジナルです。僕の私物も展示しますのでご来店の方は見てみてください。新品のローファーを横に並べると予想以上に変化したことがわかりました。土曜営業終わっての在庫分は、日曜の正午に商品帖に更新します。

2022.1.25 Tassel Saddle Loafer

2022.6.7 トラローファー完成

 

 

 

 

 

22.7.16- Sat

Ex Tassel Saddle Loafer / Original Shoe Tree Set
Yeb2 Last / Goodyear Welted
Italian Cordovan
Brandy
39.5 / 40 / 40.5 / 41
259.600 tax in ( 215.000 / 21.000 )
Le Yucca’s

手記 > Don’t Wash

Don’t Wash

 

ドレトラのシャンブレーツイルはシミやら汚れが目立つ色で頻繁にドライに出すので、手元に無いことが多かったんですが、クリーニングから帰ってきてまたすぐにやってしまった。洗ったらまずそうな生地と思いながら、すぐ履きたくて家で洗ってみましたがやっぱりこれだめです。おもいっきり入る生地でした。丈3cmは縮みました。裾出しするとモーニングになった裾の補強布のステッチ跡が多少残るとは思いますが、縮んだ分3cm出すしか無いので、結局また手元から無くなりました。丈がかなり長いという方は覚悟決めて水通ししても良いと思いますが、基本洗わないでくださいね。汚れたらドライです。余談、スーツのトラウザーと同じ作りで、ウエストのつめ、出しも多少は出来るので、痩せた太ったという方はお直し出すのいいと思います。

秋冬の入荷待ちで、引き続き柿乃葉は夏休み中。商品帖注文分の発送はまとめて金曜に行っています。あと1週か2週はお休みになる予定です。

手記 > Ex ROBERTA

Ex ROBERTA

 

 

 

 

NICENESSとの共作“ROBERTA”を発売します。2022春夏最後の商品になりました。夏になり軽装になるとコーディネートが一気に簡素化されてつまらなくなりますよね。そんな気分を払拭する小物を考えていました。軽さ必須で、茶目っ気あるバッグを持ちたいんです。22SSのコレクションで、“TAYLOR”と名付けられたデニムがありまして、インド藍デニムにブロードアローモチーフのNNレザーパッチワークという天才。デニムがFADEする毎に、黒いNNレザーとのコントラストが出てくるわけですよね。そそります。これぞNICENESS。この生地に魅了されるも、履いてみたら悲しいことに自分には似合わない。瞬時にシフト方向しまして、鹿革ドロストバッグROGERへの置き換えを敢行。まさに考えていた“茶目っ気あるバッグ”そのもので、これなら夏が楽しくなるぞと。

 

 

 

 

デニムは生のままです。ドロストはレザーに切り替えていて、ハンドルは裏セルビッチの藍デニム、全体的なサイズはROGERより気持ちROBERTAの方が大きいです。横33、縦41。大きな違いは生地使いで、インド藍デニムの反対側はチャコールデニムにしてもらいました。これも今季のコレクションの別カラーとして出ていたもので13.8オンスの硫化です。このチャコール側にはNKレザーパッチ付き、NICENESS KAKINOHA。両面デニムとは言え印象が全然違うので、着こなしによってどっちを外に見せるかも選べます。使い始めて1ヶ月半くらいでしょうか。当初はデニムに糊が付いている状態なので、当たり前にドロストは絞りにくいです。それでも頻繁に使っていると少しづつ柔らかくなっていきます。先週テストも兼ねて初めて洗いました。デニムにパッチワークされている革はウォッシャブルレザーなので問題ないですが、ドロストのレザーも取り分け変化なく、返って革が柔らかくなって使い易くなりました。デニムは糊が取れてふっくらして、これも柔らかくなったので洗った後の方がかなり使いやすいです。デニム洗剤を少しだけ入れて手洗いで糊落としして、ネット入れて脱水、天日で仕上げました。硫化の方はインド藍よりFADEが遅いです。内側のスレキに移染もなく、僕の判断としては今後も全然洗っちゃいます。洗濯は自己判断で。下に新品の状態と、洗った後の私物の写真を載せます。明日は洗った後の私物を店頭に置いておくので、いらっしゃる方はご覧ください。

 

 

 

 

あと、洗濯してタテヨコ1cm弱縮みました。洗って横32、縦40。タンブラーはかなり縮むはずなのでやめた方が良いです。内側にひとつポケットもあるのでそこに貴重品入れます。絞り上げるのは難しくなりますが、普通にMacBook Airとかも入れて持ち歩いてますね。持ち方もアイデア次第で何パターンもありそうなので色々と試してもらいたいです。今週も土曜のみの営業で、明日6.18(土)に発売です。並びがある際はお一人づつのご対応となりお待たせするかもしれませんが、以前発売したBAYのような生地の個体差はありませんのでスムーズかと思います。Nのパッチワーク位置も全て一緒です。在庫分は武尊vs天心の決戦の日、6.19(日)の正午に商品帖に更新します。ドキドキしてます。その後の営業ですが、秋の新作なのか、レユッカスのトラローファーの一般発売かが入ってくるまではしばらくお休みします。2週間から1ヶ月くらい。入荷次第なので、まだちょっとわからないですが、7月の間には秋冬スタートします。店を閉じている期間の商品発送は、金曜を主に引き続き週1で行う予定です。宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

22.6.18- Sat

Ex ROBERTA ( Leather Patchwork Denim Drawstring Bag )
Cotton Denim / Cow Leather
Indigo×Charcoal
F
60.500 tax in ( 55.000 )
NICENESS

手記 > 続・夏和紙

続・夏和紙

 

去年の7月。この和紙から松村さんとの取り組みがスタートしました。昨年、真夏に着続けてみて、日本の夏に着る和紙に可能性を感じたんです。それまでも和紙100のカットソーは着たことがありましたが、やっぱり硬い糸なのでゴワついて摩擦を起こす感じがあって快適とは言えなかった。反して松村さんの作った素材は撚糸によるドライ感に、生地自体が薄くてペタっとしていて、蒸し暑い真夏に着ていてもとにかく心地良い。今季MAATEE&SONSからは和紙のジャージーは作らないとのことでしたが、柿乃葉としてはどうしても外せなくて、また生地から作ってもらいました。

 

 

 

 

去年は袖が5分くらいでややビッグサイズ気味でしたが、今年のはネックバランスはKeepしながら、フルレングスに変更してシルエットも少し削っています。去年着て思ったんです。この清涼感なら、ロングスリーブでも夏いけるだろうと。そっちの方が俄然大人な方には合うでしょうし。昨今のバスクに見られるようなズルッと長めの袖丈にならないようにしたくて、僕で3サイズを着て9.5分丈くらいになるようなバランス感にしました。本来のクラシックなバスクって、ジャストで着ると袖が気持ち短いですよね。肩幅やリーチ差で着る人によっても変わってしまいますが、ずるずるにはならないと思います。色は和紙のバスクという新たなジャンルにおいて絶対所有しておきたいネイビーは即決まりました。やはりバスクといったら青なんです。

 

 

 

 

今年着たいのを考えた時に浮かんだのがイエローと薄グリーン。この2つの淡色はラッセル編みのSジェームスが80年代くらいに出していたような発色をイメージしていて、それを着続けて日焼けして退色していった。そんな感覚で色出ししました。和紙のジャージーは結構動く生地です。去年も繰り返し着ていると、肩幅が若干広くなった?と思えば、身幅は少し縮んでいて、着丈は伸びていたり。買った方に聞いてみると全くサイズ変化してなかったり。松村さんもこの生地は夏によく着ているようですが、個体差もあって変化が起こるのか起こらないのか予測不能の謎多き素材のようでした。ネット洗いですが洗濯機の水流、干し方にもよるかもしれません。自分は手洗いかネット洗いでした。そして今回の製品も染色工程で若干のサイズ振れが出てしまったと事前に連絡ありましたが、元々ジャストフィッティングで作ってないので、全く気にならない感じでした。

 

 

 

 

若干の個体差は勘弁いただきたく平均値としてサイズ2で着丈68、身幅59、肩幅49、袖丈53、サイズ3で着丈70、身幅61、肩幅50、袖丈54になります。参考までに去年展開したFサイズよりも、今年の3の方が着丈、身幅共に気持ちコンパクトです。ウールやシルクのような滑り感ともまた違いますし、季節柄ゆるっと着た方が涼しいですよね。僕で3です。あとこの生地は洗って着込んでいくと硫化のようにFADEしていくのですが、これが好きじゃないという方は裏返しにして洗って裏返しのまま干す。さらに日焼け防止含めて陰干しすると良いと思います。色々とデリケートな部分をひっくるめても、毎夏に無意識に求めてしまうような愛すべき素材。去年も多方から「最高す」の連絡もらいました。買い逃した方はぜひ試してみてください。着こなしは深く考える必要なく、インして良しアウト良しですのでご自由なスタイルで。ショーツ履く方はすごく合いますよ。僕はドレトラで小綺麗にまとめるか、真逆にラフなビンテージデニムにトラ感あるローファーとか。今週も6.11(土)のみ営業となります。明日雨パラつく可能性ありますが、もしお並びある際は順番のご対応となりますのでご了承ください。在庫分は翌日の6.12(日)正午に商品帖へ更新します。

 

 

 

 

22.6.11- Sat

Ex Washi Basque Shirt
Washi100
Navy / Yellow / Light Green
2 / 3
28.600 tax in ( 26.000 )
MAATEE&SONS

 

 

手記 > トラローファー完成

トラローファー完成

 

 

1月末に受注いただいた皆さま。お待たせいたしました。イタリアよりTassel Saddle Loaferが届きました。遅れなくて一安心です。今回の受注ノベルティである長谷川さん作ブランデークリームも出来上がり、シューツリーもセットして配送終えています。到着しましたら、まずは外で履く前に底張りしてもらいたいです。ハーフラバーはマストで、僕はトゥが削れやすい歩き方?なのでトゥスチールもやってます。そしてフィッティングは必ず持っている中で最も薄いソックスで試してください。Yebは大定番のKARENAより細みのラストで、さらにその日本人フィットであるYeb2はかかとも細めの設計です。デザインはかなり甲浅なのに踵抜けしずらいです。僕と同じように自身の足が幅広や甲高で足入れしずらいという方は、近くのコンビニでも売っているような化繊のフォーマルソックスを用意してみてください。極薄でつるつる滑るので簡単に入ったりします。素足は足癖つくまでは入りずらいです。シューレースでいかようにも調整できる短靴と違って、ローファーは革の塊みたいなものなので、ビスポークでない限り完璧に自身の足に合うのはなかなか難儀です。不調箇所が出てくれば、靴自体を足に合わせて形状変化させていきます。履いていて底が沈み込み始めたりで踵が抜けてくることあれば中敷き調整、逆に歩いていて痛い箇所があればストレッチャーでその箇所を伸ばします。僕は今20回近く履きました。4、5時間程度は問題ないですが、朝から長時間外歩きして足がむくみ始める夕方は少しキツくなることがあるので、今ストレッチャーをかけている最中です。まずは上記を試してもらい、それでも何か問題あれば気軽にお問い合わせください。お直しは色々選択肢あると思いますが、ご贔屓を見つけていただくと良いかと思います。都内でしたらBrift H、Studio-Hiddenをおすすめします。遅れて発注しました一般発売分はまだ製作中で届いていませんので、7月か8月か少し先になりそうです。またその際に告知します。

 

 

手記 > 夏定番

夏定番

 

 

 

 

もう既に夏の定番。大定番。定着したウールTeeというカテゴリのパイオニアがCOMOLIのウール天竺。とは言え、去年も柿乃葉にいらっしゃる方でまだ着たことないという声もちらほら聞こえてきたので、今期も仕入れます。自分も毎年買い足してますし、これを知ったら避けては通れない。コットンから少し遠のいてしまう。ベタつかない、涼しい、臭わない、すぐ乾く。色は細ボーダーと濃紺。サイズは今期新たに4が出来ましたが、3でも分量感あると思っているので仕入れてません。着用は僕で3です。そろそろ2でも良いかなという感じ。普通に洗濯機で洗っています。洗いを繰り返しても全くへこたれないし、毛羽感が落ち着いてきてよりツルツルとしなやかになります。まだな方は是非、試してください。今年は久しくやってなかった袖くるくるしたい。

 

 

 

 

そして、今期のラストコモリはもう1型。ウォッシュドシルクの新型です。ネイビーのシルクパイピングシャツ。これはひと目見て気に入りました。パジャマモチーフの丸襟の開襟って。かなり気分じゃないですか。開襟も今年はボタン2つ開けてだらっと着たいです、ドレトラで調整して。一番のポイントはそこまでする?っていう、パイピング部分までの総シルク。パイピングの方が明度高めのネイビーでちょっと配色。気が利きすぎてます。

 

 

 

 

 

後染めしたカサカサシルクでこれも肌にまとわりつかないので、袖捲ったら夏まで着れると思います。袖のパイピングも可愛いので出来る限りロングで頑張りたいですね。洗ってフェードしていく雰囲気も楽しそうだし、今期限りかもしれませんが、これも夏定番にしたい。サイズは1、2、3です。僕で2です。今回はイレギュラーで明日6.3(金)に商品帖にアップします。柿乃葉の店頭では6.4(土)に発売します。日曜はお休みです。

 

 

 

 

22.6.4 Sat –

Wool S/S T-Shirt
Wool100
Border / Navy
2 / 3
26.400 tax in ( 24.000 )

Silk Piping Shirt
Silk100 ( Overdye )
Navy
1 / 2 / 3
50.600 tax in ( 46.000 )
COMOLI
※ 商品帖 6.3 Fri-